こんな方におすすめ
- ランドセルの選び方が知りたい
- ランドセルの価格帯が知りたい
小学校の入学準備で外せないものといえばランドセルです!ランドセルの金額はピンキリで、1万円台の格安のものから10万円を超えるものまであります。
高いものと安いものの違いについて、最低限外せないポイント、一般的な金額はどれくらいなのかについて紹介します。納得のいくランドセル選びに役立ててください!
みんなどれくらいの金額のランドセルを買っているの?
気になるの周りのランドセルの金額事情について見てみましょう。高くても安くても自分の子どもだけ周囲から浮いてしまうのは避けたいですよね。
2021年に入学する家庭が購入したランドセルの平均金額は5万円台です。そして半数以上の家庭が4~8万円のランドセルを選んでいます。
ランドセルの金額による違いは何?
ランドセルは金額によってどんな差があるのかについて紹介します。普段ランドセルを見慣れていないとみんな同じに見えてしまいやすいですが、基本的に金額と質は比例します。
4万円以下のランドセル
- ニトリ
- 燕ランドセル
- 澤田屋ランドセル
- 海外製品
- 展示品や型落ち品、アウトレット
などです。
- 人工皮革
- 背負い心地や通気性がイマイチ
- シンプルなデザイン
などの特徴があります。人工皮革は軽くて丈夫でカラーバリエーションも豊富な面もあるので本革と比べて「悪い」とは言い切れません。
価格が安くても十分にランドセルとしての役割は果たしてくれますが、高価格帯のランドセルに比べると機能面や重さ、デザインなどは劣ってしまうので「受け入れられるかどうか」で判断してください。安い金額で売るために店舗を持たないメーカーも多いので、探す場合はインターネットも利用しましょう。
4万円~7万円のランドセル
- セイバン
- フィットちゃん
- ふわりぃ
- イオン
- 池田屋
- 村瀬鞄行
- ララちゃん
などです。
平均的な価格帯なので大手メーカーのランドセルはほぼそろっています。
- 人工皮革・牛革の両方がある
- デザインが豊富
- 国産品・職人による手縫いなどで高品質
- 使い勝手がいい
- 軽量
などの特徴があります。機能面で困ることはほぼないでしょう。丈夫さ、通気性、背負いやすさなども考慮されたランドセルがそろっています。キャラクターとコラボしたランドセルも多いですが6年間使い続けることを念頭に置いて選んでください。
7万円以上のランドセル
- 伊勢丹
- 土屋鞄
- モギカバン
- リリコ
- 三越
- メゾピアノ
などです。
高級路線のランドセルとして優れた機能とデザイン性を兼ね備えています。
- 牛革、コードバン、生成りなどの高級天然素材
- 国産品・職人の手縫いで高品質
- 優れたデザイン性
- 優れた機能性
- オーダーメイドも可能
などの特徴があります。糸やエンブレム、鋲などが選べるオーダーメイドのランドセルは入学がますます楽しみになるでしょう。国内で匠の技を持つ職人がこだわりをもって作っています。
高級天然素材を使用したものは高級感あふれる上品な見た目ですが、重かったりお手入れが大変だったりする面も理解しておきましょう。
ランドセルは金額以外にどこを見ればいい?安くても絶対に外せないポイント5つ!
「安いランドセルはダメ、高ければ高いほどイイ」というものではありません。ランドセルを購入する際に見るべきポイントを紹介します。特に安いランドセルは最低限の条件をクリアしているか必ずチェックしてください。
A4ファイルが入る大きさ
最低限A4ファイルが入る大きさのランドセルを選びましょう。入らないとランドセルとは別に手提げかばんが必要になります。
ほとんどのランドセルはA4ファイルが入る仕様になっていますが「対角線上に入れればギリギリ入る」ようなランドセルもあるので気を付けてください。ランドセルの内側の幅は23cm以上が望ましいです。
故障した時の保証内容
6年間の修理保証がついているところを選びましょう。
ほとんどのランドセルには修理保証がついていますが、内容はメーカーごとに違います。
- 自分で破損した場合も含めて全て無料で修理してくれる
- 修理中は代替えランドセルを貸し出してくれる
- 送料も含めて無料
など手厚い保証内容のメーカーもありますが、自損の場合は実費で修理という条件を付けているメーカーもあります。
背負いやすさ・通気性・丈夫さ
ランドセルを背負った時に肩とランドセルの間に隙間ができず、フィットしているデザインのものは背負いやすく、疲れにくいです。さらに、背中の通気性も背負いやすさを大きく左右します。
体に負担をかけないランドセルの条件は重さだけではありません。体にフィットする工夫と背中が蒸れない工夫がしてあるかをチェックしましょう。
またヤンチャで元気な子は型崩れしないようなプレートが入った丈夫なものがおすすめです。
その他、ランドセルの上部に手持ち用の取っ手があると親がランドセルを預かる時やフックに引っ掛ける時に重宝します。
ポケットやフックなどはランドセルによって様々な工夫が施されています。しかし「どうしてもないとダメ」なものはほぼすべてのランドセルに搭載されているのでこだわり過ぎる必要はありません。別売りのアクセサリーである程度カバーできます。
素材
ほとんどのランドセルは人工皮革、牛革、馬革です。人工皮革は安い、軽い、丈夫、カラーバリエーションが豊富などのメリットがあります。
一方、牛革・馬革などは人工皮革にはないツヤや深みなどの高級感が魅力です。10万円前後する生成りのランドセルもありますが、水に弱くてお手入れに手間がかかるので管理しきれるかも考慮して選びましょう。
色・デザイン
ランドセルを使うのは子どもなので子どもが気に入った色・デザインを選びましょう。とはいえ、あまりにも高価なものや奇抜なランドセルを求められても困ってしまいますよね。
あらかじめ親がいくつか候補を決めておいて「この中から選んでいいよ」と声をかけてあげましょう。
メーカーは親が選び、色は子どもが選ぶ方法だと親も子も満足度が高くなります。
予算内の金額で納得のいくランドセルを買うために
「素敵なランドセル」を買ってあげたいと思っても予算には限りがあります。予算内の金額で満足度の高いランドセルを手に入れるための工夫をしましょう。
型落ち品・展示品・アウトレット品を狙う
型落ち品・展示品・アウトレット品は定価よりも安い金額で購入できます。特に型落ち品は狙い目です。ランドセルのデザインは毎年大きく変わるものではありません。
展示品やアウトレット品を購入する際は傷や不具合などに注意しましょう。金具やファスナーなどは特に良くチェックしてください。
これらは一期一会なのでこまめに売り場を覗いて、見つけたら即決がおすすめです。
アクセサリーで機能性と満足度をUP!
ランドセルカバーやキーホルダー、シール、仕切り板などでランドセルの見た目や機能を上げることができます。
刺繍のように見えるシールをランドセルに貼れば華やかになりますし、汚れたり飽きたりしたら簡単に取り外せます。
撥水機能や反射板などに優れたランドセルでも6年間使用し続けていると劣化は避けられません。反射板付きの防水カバーやキーホルダー、シールならばリーズナブルに機能を維持し続けられる上、成長に合わせて好きなデザインを選べます。
シンプルでお手頃価格のランドセルであってもアクセサリーでカスタマイズすれば素敵なランドセルに大変身です!
遅い時期にランドセルを買う
ランドセルは夏を過ぎれば値下げを始めます。年が明けると大胆な値下げに踏み切るところもあるので狙ってみましょう。
しかし、欲しいランドセルが売り切れてしまうリスクもあります。
納得のいくランドセルを選ぼう!
ランドセルの金額はピンキリですが、平均は5万円台です。これよりも安いものを選ぶときには保証内容や大きさ、背負いやすさなどをチェックしましょう。
高いものは機能面が優れていたり高級素材を使っていたりするなどの特徴があります。
金額、親の意向、子どもの希望などがマッチする1つを選びましょう。細かい機能やデザインなどはアクセサリーでカバーできないか考えてみることで選択肢が広がります。