中学受験

【年間スケジュール】中学受験をする小学5年生の過ごし方を解説!

小学校5年生

こんな方におすすめ

  • 中学受験を考えている5年生の理想的なスケジュールが知りたい
  • 5年生のうちにやっておかなくてはならないことがどんなことか教えてほしい

5年生になると、受験勉強もいよいよ本格的になります。

毎日行き当たりばったりで勉強や宿題に対応していると、6年生になった時に準備が間に合わなくなることもあります。

そこで今回は、中学受験をする5年生の1年間のスケジュールや1年間で取り組んでおきたいことを紹介します。

5年生の中学受験勉強で効果的な6つの学習方法についてはこちらの記事で解説しています。

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中学受験をする小学5年生の1年間

中学受験をする小学5年生の1年間を、4年の2月~、1学期、夏休み、2学期、冬休み、3学期に分けて解説します。

5年生 年間 スケジュール

6年生まであと1年(2月/塾の新学年)

学習塾の新学年は、2月から始まります。

そのため、小学4年生の2月から小学5年生という扱いになります。

4年生までの復習と5年生の先取り学習をする

4年生までに習った内容で、不安を感じる教科や単元は、この時期に克服しておきましょう。

演習問題などで解けなかった問題がある場合は、「なぜ解けなかったのか?」「どうすれば解けるのか?」を確認し、解答にたどりつくまでの道筋も説明できるようになるまで何度でも繰り返しましょう

暗記が大きな割合を占める理科や社会は、もう1度復習をしておくことも重要です。

その上で5年生の授業内容を予習しておくとよいでしょう。

6年生になるまでに6年生の学習内容は一通り抑えておきたいので、先取り学習しておくことが望ましいです。

読書をする

中学受験では、文章を理解する力である読解力は国語だけでなく、すべての教科で必要な力です。

読書は読解力を養ったり、文章を読むスピードを早くしたりする効果が期待できます

どちらも中学受験には必要な力なのですが、5年生以上になると読書の時間をたっぷり取るということはほぼ不可能なので、できるだけ隙間時間を見つけて読んでおきましょう。

中学受験に効果的な読書におすすめの本はこちらの記事で解説しています。

中学受験に役立つ「読書におすすめの本」とは?読書が苦手でも楽しむ方法も公開!

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6年生まで10ヵ月(4月/1学期)

スケジュール

5年生の授業は、4年生までに習ったことに加えて応用的な学習内容が追加されるため、難易度が高くなります。

同時に学習量も増えることになります。

計画を立てる

塾に通っている場合、5年生になると通塾回数が週3回以上に増えます

大手の進学塾では授業の量も宿題も1.5倍に増えるため、4年生の時の学習ペースでは消化できません。

そのため、勉強時間を塾の宿題をこなす時間も含めて検討しなおす必要があります。


例えば大手進学塾である早稲田アカデミーの場合は以下の通りです。

小学校4年生で私国立中受験を目指すコース(SSコース,SAコース,SBコース)の時間割は、週2日で、それぞれ1コマ目の17:00~18:40(100分)で国語か算数を、2コマ目の18:50~19:40(50分)で理科か社会を行います。

それが5年生になると、週3日授業を実施します。

17:00~18:40と18:50~20:30の100分ずつ国語と算数を行い、社会・理科が100分ずつ行います。

4年生の1週間の総授業時間は300分なのに対して、5年生になると週600分の授業となります。

このように単純計算しても2倍の分量になりますが、さらにこれに加えて授業の予習と復習、宿題の1回あたりの分量が1.5倍程度増加します。

小学4年生 17:00~18:40と18:50~19:40、国語・算数は100分×週1回ずつ、社会・理科は50分×週1回ずつ(週計300分)
小学5年生 17:00~18:40と18:50~20:30、国語・算数は100分×週2回ずつ、社会・理科が100分×週1回ずつ(週計600分分)
*さらに予習、復習、宿題も1.5倍に増える

このように4年生から5年生になると、中学受験に向けて圧倒的にエネルギーを割かなければならないのです。

そこで、効率良く勉強を進めていくために、1日、1週、3ヵ月、1年単位の計画をそれぞれ組みましょう

睡眠時間はしっかりと確保して、計算問題や漢字練習は朝学習で効率良く進めると効果的です。

小学生の睡眠時間を確保する方法はこちらの記事で解説しています。

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1年単位の計画では学校説明会、文化祭、体育祭、オープンスクール、模試などの予定が大まかにわかるようにしておくと便利です。

作成したスケジュールはリビングなどの目立つところに貼って家族も共有し、適切な声かけタイミングなどに役立てましょう。

公開テスト(模試)を受ける

早い段階で1度子どものレベルや偏差値を把握しておくことは、重要です。

5年生の終盤に初めて公開テストを受けて、想像以上に偏差値が低いとその後の修正が大変です。

大手の塾では1~2ヵ月ごとにテストを行っているところも多いので、積極的に受けておきましょう。

受験者の数が多いので、正確な判定結果が出やすい四谷大塚の判定テストがおすすめです。

また、四谷大塚のテストは私立中学校が受験会場になっていることが多いので、予行演習としても役立ちます

子どものテスト中に、父兄に対して学校の先生の説明会があるのも魅力的です。

公開テストについてはこちらの記事で解説しています。

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習い事を検討する

この時期になると、習い事と勉強の両立が難しくなってきます。

子どもとよく相談して、辞める、休む、回数を減らすなどの対処をしましょう。

1週間の中でうまく息抜きをすることも大切ですが、気持ちを切り替えるうえで環境を整備することも大切です。

6年生まで残り半年(8月/夏休み・夏期講習)

夏期講習

5年生の夏休みは、塾のベテラン講師によると受験勉強の中で1番重要な時期だと考えられています。

夏季講習に通う

ほとんどの塾では、夏季講習では1学期までの復習を中心に行われます

これまでの学習範囲で取りこぼしているところがあると、今後の1年半に大きな影響を与えます。

夏休みまでに確実に苦手な部分や範囲をなくしておきましょう

夏休みの塾の授業は次々と単元を進めていくため、わからないことがあったらその日のうちに質問するか、調整日などにまとまった時間を取ってしっかりと理解するようにしましょう。

夏期講習だけの利用も可能なので、積極的に考えてみてください。

夏期講習の目標とスケジュールを立てる

夏季講習に参加する場合は、夏季講習のある日とない日のスケジュールを立てて計画的に過ごしましょう

また、この夏休みの具体的な目標を決めましょう。

「成績を上げる」「たくさん勉強する」のような抽象的な目標ではなく、「夏休み明けの公開テストで偏差値55を目指す」や「毎日最低5時間は勉強する」のような明確な目標を立てましょう。

夏季講習が終わったからと言って気を抜いていたら、あっと言う間に夏休みが終わってしまう場合もあります。

塾がある日のスケジュールでは、まず塾のその日の復習をし、その後に宿題に取りかかりましょう

そうすると、授業で学んだことを理解して次に自分で解く、と言うステップを踏み、学んだことが身に付きやすくなります。

また、スケジュールは1週間のスパンのものも作成し、調整日を1日作っておきましょう

宿題がこなせなかった時やわからない問題が出た時は、調整日を使うとスケジュールがパンクしてしまうのを防ぎます。

これまでの単元を復習する

2月から7月までに習ったことでわからないことがある場合は、夏休みの間に克服しておきましょう。

そのままにしておくと2学期で習うこともわからなくなり、復習する時間が増えたり苦手教科になってしまったりします。

具体的には、「間違いノート」を作りましょう。

模試や過去問、問題集などで間違えた問題をまとめておくことで、自分だけのオリジナル問題集を作るのです。

苦手な分野に何度も取り組めるので、効率的に点数を上げることができます。

中学受験直前に見直すノートとしても非常に効果的です。

間違いノートについてはこちらの記事で説明しています。

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いろいろな体験をする

博物館

近年の中学入試では、日々の生活の中で感じたことや学んだことを絡めて解答する必要がある問題が増えています。

6年生の夏休みは外出する余裕はあまりありませんが、5年生まではいろいろな場所に連れて行ってさまざまな体験を積ませてあげましょう

博物館や美術館、科学館、企業が運営するショールーム、工場見学、歴史の名所などはもちろん、帰省した際に祖父母の昔の話を聞いたり、虫取りや釣りなど都会ではできない体験をしたりするのも良い経験です。

 

ボランティアなどもおすすめです。ボランティアについてはこちらの記事で解説しています。

6年生まで残り5ヵ月(9月/2学期)

5年生の2学期は、中学受験の折り返し地点です。

メンタル面に気を付ける

5年生の2学期になると勉強の難易度もますます上がるため、これまではこなしていくことができた勉強が辛くなる場合があります。

「精神面や肉体面で限界かも?」と感じたら、塾のクラスを替えてもらったり転塾を考えたりする必要があるので、学校の先生や塾の講師とよく相談してください。

無理をしすぎると、燃え尽きてしまってリタイアしたり、体調を崩してしまったりする場合もあるので、注意が必要です。

モチベーションを保ちやすいように、「次の復習テストで○点以上を取る」など具体的で結果がすぐに出る目標を立てて、達成感が得られるようにするのも良い方法です。

メンタル面の管理についてはこちらの記事で説明しています。

受験情報を集める

志望校を設定するために、学校説明会や文化祭、体育祭などに出かけたり、パンフレットを集めたりして、行きたいと思う学校や塾の講師におすすめされた学校の情報を集めましょう。

志望校判定テストのことを考えても、5年生の時点で暫定的に志望校を設定しておいた方が安心ですし、モチベーションアップにつながります。

志望校判定テストついてはこちらの記事で説明しています。

第1志望だけでなく、受験を考えている学校の情報はできる限りたくさん入手し、いろいろな角度からじっくりと検討してください。

学校説明会についてはこちらの記事で説明しています。

また、オープンスクールに参加することもお勧めします。

オープンスクールについてはこちらの記事で説明しています。

6年生まで2ヵ月(12月/冬休み)

塾の冬期講習は期間が短いので、家庭で上手に勉強とお正月休みのイベントとのバランスを取る必要があります。

2学期までの復習をする

冬休みは短いので、冬期講習に通ってお正月を挟むと自宅で学習する期間もそう長くありません。

まずは、2学期までの復習をしましょう。

復習は、だらだらと初めからやったり、反対にあれもこれもと欲張ったりしていると、気がついたら対して成果が出ないうちに冬休みが終わってしまうこともあります。

「ここだけは絶対にしっかりと身に付けさせたい!」という重要なポイントに絞って重点的に復習するようにさせましょう

また、中学受験の理科や社会は暗記だけしていれば良いというものではありませんが、暗記をしていないと進めません。

暗記すべき部分を確認して、コツコツと進めておくことも重要です。

暗記カードを使った暗記方法についてはこちらの記事で解説しています。

家族と楽しく過ごす

小学生のうちで、ゆっくりお正月を過ごすことができるのは5年生が最後です。

6年生のお正月は、受験のラストスパートで暮れもお正月もありません。

中学受験は家族の協力なしでは、乗り越えることはできません。

一緒におせちを作ったり、家族で年越しや初詣に出かけたりして家族の絆を深めましょう

家族

 

6年生まで1ヵ月(1月/3学期)

5年生の2月からは塾の新学期なので、5年生も後少しです。

6年生へ向けて準備する

塾の新学期である2月からは、6年生に向けた授業が始まります。

受験に向けて本番を意識しながら勉強することが大切です。

5年生で習ったことでわからないことがないように、しっかりチェックしましょう。

特に算数はわからないことを放置していると、新しく学ぶところも理解できずに受験勉強に大きなマイナスとなってしまうので、注意してください。

中学受験をする小学6年生の過ごし方についてはこちらの記事で説明しています。

親は積極的にサポートする

塾によっては、6年生の夏までに6年生までに習うことをすべて先取りで学習するところもあります。

そのため、授業のスピードがこの時期からさらに早くなるため、ついていくのが大変になる子どもも出てきます。

スケジュール管理や体調管理など、親は積極的にサポートをする必要があります。

まとめ

5年生になると受験勉強も本格化し、親も子どもも気を引き締めて取りかかる必要があります。

ですが受験勉強はまだ2年続くので、燃え尽きないよう自由時間を取ったり、体調管理に十分な注意を払ったりしてください

必要な勉強をこなしつつ、体調管理もしっかりと行って来るべき最後の1年間に備えましょう。

 

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