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小学生が英検5級に合格するために効果的な勉強方法とは?

小学生 英検

こんな方におすすめ

  • 小学生で英検5級にチャレンジすべきか知りたい
  • 英検5級に合格するために効果的な勉強方法を教えてほしい
  • 英検5級合格のためにどの参考書を選べばいいのか教えてほしい

2020年からの新学習指導要領に伴い、小学校でも英語が必修化、教科化されました。

英検の資格を持っていると、中学受験を目指している場合は入試の際に優遇されることがあります。

また、中学受験を目指さない場合でも中学、高校へと進学し、英語を学ぶ際の大きなアドバンテージとなります。

文部科学省後援の検定試験である英検には、高校・大学受験、就職と、人生のステージにあわせた様々な優遇制度が多数あります。
また、英検受験は英語学習の成果を試す場となり、子供の自信につながります。

引用:公益財団法人日本英語検定協会「英語に関心をお持ちの小学生の保護者・小学生の皆様へ」より

この記事では、小学生が英検5級に合格するための効果的な勉強方法や、おすすめの参考書を紹介します。

小学校の英語必修化についてはこちらの記事で解説しています。

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英検5級の内容やレベルとは

まずは、英検5級とはどのような試験なのかについて詳しく紹介します。

試験内容

英検5級はリーディング(筆記試験)」と「リスニング」の2つの試験があります。

リーディングは、試験時間25分で問題数が25問、リスニングは20分で問題数が25問です。

すべて4択の選択肢から選択する形式です。

リーディング

短い文の空欄に当てはまる単語を選ぶ問題形式が15問出題されます。

他には、会話文の空欄に適切な文や語句を補う形式が5問、日本文の内容に合うように語句を並び替える形式が5問出題されます。

リスニング

リスニングは、会話文の最後の発言に対する適切な答えを選択する問題が10問、会話を聞いて内容に関する質問に答えを選択する問題が5問、短文を聞いてイラストの動作や状況と一致しているものを選ぶ問題が10問出題されます。

スピーキング試験もありますが、英検5級においては合否には関係がなく、試験も会場ではなくインターネットで録音形式で行われます。

試験時間は約3分で、指定された受験日もなく自宅で自分の都合の良い時に受けることができ、合格すると英検5級の認定とは別に「5級スピーキングテスト合格」となります。

スピーキングは英検3級からは合否の対象になるので、ぜひ早めにチャレンジしておくことをおすすめします。

試験日

英検5級は、1月6月10月と年に3回行われているので、都合の良い月に受けましょう。

2021年度の第2回目(10月開催)は8/1(日)〜8/27(金)に受付をする必要があります。

合格基準とレベル

英検5級は中学初級程度のレベルで、「初歩的な英語を理解することができ、またそれを使って表現することができる」レベルとされています。

合格するために習得しておく単語の数は300~400語ほどが必要です。

2015年までは、試験の配点は各1点で、「合計点が合格点以上であれば合格」という基準がありましたが、2016年からはCSEスコアを用いて合否を判定するようになったため、明確な基準はわからなくなっています。

CSEスコアとは、4技能(リーディング、リスニング、スピーキング、ライティング)をCESという共通のスコア基準で評価する制度です。

そのため、CSEスコアをみるとどの技能が得意でどの技能が苦手なのかがはっきりとわかります。

また、CSEスコアが表示される他の試験(公益財団法人 日本英語検定協会: TEAPなど)で、自分がどのくらいのレベルなのかが試験を受けなくてもわかります。

英検5級では4技能のうちリーディングとリスニングの2技能が各425点満点で評価され、リーディングとリスニングの合計850点中の419点以上が合格基準となっています。

英検5級の合格率は、2016年以降は公表されていません。

しかしそれ以前では、82%前後が合格しています。

英検5級は上記で解説したように、中学初等程度のレベルがあれば合格できます。

個人差があるのではっきりとは言えませんが、小学生の場合英語を学びだして1~1年半くらいでチャレンジすることが多いです。

英検5級に合格するための勉強方法

英検5級に合格するために、次のポイントを押さえましょう。

語彙力と文法力が要

語彙力文法力は英語を学ぶために必要かつ重要なもので、この2つがないと合格できません。

英検5級で最も重要なのは語彙力です。

筆記試験があると言っても長文を読んだり書いたりするわけでもなく、単語がベースとなった問題なので、単語をしっかり覚えておけば合格できます。

問題集は小学生向けのものを選ぶ

参考書が欲しい、と書店に出かけると参考書がズラリと並んでいて、どれを選べないいのかわからなくなってしまいます。

小学生が英検5級を手に入れるためには、「小学生向け」の参考書や問題集を選ぶのが無難です。

小学生向けの参考書は、漢字にひらがなが振ってあり、小学生にもわかりやすく書かれています。

問題集は繰り返して解く

問題集は一度最後までやったら終わり、では効果は期待できません。

問題集は間違ったところを重点的に、しっかりと身に付くまで何度も繰り返して解きましょう。

「何度も問題集をやると解答を覚えてしまう」という不安から、何冊も問題集を買う人がいますが、それは間違いです。

その答えを覚えるために、問題集を何周も繰り返して解くのです。

ですが、「問1. の答えは(A)だったな」と記号を覚えるのではありません。

どのような理屈でその問題の正解を導くのか、ということを覚えるのです。

これは英検に限らず、中学受験や大学受験、自動車の運転免許の試験などでも通じる、いわば勉強の仕方の王道です。

単語は手で書いて、耳で聞いて覚える

英単語を覚える場合は、英語の音源を聞いて声に出して発音しながら紙に手で書いて覚えましょう

を使って覚えるので、脳に定着しやすくなります。

また、正しい発音の単語を聞くことでリスニングの訓練にも役立ちます。

知らなかった、分からなかった単語に重点を置いて単語帳を作る

単語の覚え方の基本は上記で説明したように、書いて声に出して覚えることですが、単語帳を使って覚えることも効果があります。

単語帳を使うと、入浴中や隙間時間、外出中の移動時間などにコツコツと覚えることができます

また、単語をいつも同じ順番で覚えていると、順番が変わるとわからなくなることもあります。

順番を時々変えて繰り返し確認すると、脳に定着しやすくなるのでおすすめです。

また、単語帳は繰り返し学習するうちに、不得意な単語が出てくるものです。

そのような不得意な単語だけを抜き出して、新しく一冊の単語帳を作ることも効果的です。

フォニックスは一つの有効な手段

日本の子どもたちがひらがなを「50音」で覚えるように、アメリカやイギリスなど英語圏の子どもたちは「フォニックス」と呼ばれる手法で英語を学びます。

フォニックスとは、英語圏のネイティブ・スピーカーの子どもたちが用いる学習方法の一つで、英語の「つづり」と「発音」の間にある法則を学ぶことができ、結果として、英語の正しい読み方をマスターすることができます。

フォニックスはphonicsと綴られますが、その名が示すとおり、英語の「音」("phone")がどのような法則で読まれるのかを教えてくれます。

フォニックスで法則を覚えると、初めて聞いた単語の発音がわかったり、耳で聞いただけの単語のスペルを書くことができるようになったりします。

そのため、フォニックスはしばしば非英語圏に住む人々のための英語学習方法としても用いられてきました。

小学生のうちにフォニックスを学んでおくと、その後の英語学習の際に大いに役立ちます。

英検5級合格に向けた勉強の流れ

英検5級の合格を目指すための勉強の流れは、以下の通りです。

第一に英単語を覚え、第二にドリルを繰り返し解き、第三に予想問題集や過去問にあたりましょう。

英単語を覚える

第一に、おすすめの英単語の参考書(次の項目で紹介)を使います。

並行してフォニックスを導入するとより効果的です。

単語の暗記は、英検5級の受験に限らず、語学を学ぶ際には必須となります。

最適な復習のタイミングについてはこちらをご覧下さい。

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ドリルを繰り返す

第二に、おすすめのドリル(次の項目で紹介)を繰り返し解きます

練習問題は、英語に限らず繰り返し解くことが重要です。

目安は最低でも3~4回は繰り返しましょう。

繰り返すことで知識が定着していきます。

予想問題集や過去問を解く

第三に、おすすめの問題集や過去問(次の項目で紹介)を解きます

いわゆる傾向と対策を学ぶことで、英検5級合格のための基礎知識を手に入れましょう。

過去問は英検のホームページで無料でダウンロードできますが、解答が載っていないので、過去問集を購入することをおすすめします。

おすすめの参考書・アプリ

英検5級に合格するために、必要なおすすめの参考書やアプリを3種類6つ、紹介します。

この3種類を徹底的に勉強すれば、合格できます。

英検5級合格のための単語の学習

でる順パス単英検5級 文部科学省後援 (旺文社英検書)

出る順パス単
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英検5級を勉強する小学生に多く使われています

最新の英検問題の分析に基づき、よく出題される語を「でる順」に掲載しています。

また、単語は効率的に覚えられるよう、英検にでる単語のうち、「中学1、2年の教科書で多く取り扱われている単語」と「英検に特徴的な単語」の2ステップで学習できます。

さらに、見出し語を覚えたか確認できるミニテストも用意されています。

英検過去問を分析し、英検によく出題される単語順に掲載されており、無料の音声ダウンロードも付いているので、単語の正しい発音も学べます。

英検英単語(iphoneアプリ)

iOS限定ですが、英検®英単語 というアプリがおすすめです。

英検・英単語対策の決定版ともいえ、全5572問題を収録しています。

また、英検2級、英検準2級・英検3級などの級ごとに、頻出の英単語を学習することができます。

さらに、アプリ内のすべての問題、すべての機能を無料でご利用頂けます。

英検2級から5級までの単語に対応しています。

英検5級合格のためのドリル

小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル 改訂増補版 旺文社

小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル 改訂増補版 旺文社
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5級合格に必要な知識をオールカラーとイラストでわかりやすく解説しており、スピーキングテストにも対応しています。

内容は、テスト概要をしっかり押さえた「これでわかる! スピーキングテスト」、「予想問題」、「役立つ単語&表現」など盛りだくさんです。

テスト概要はQ&A形式になっており、知っておきたいことが一目瞭然です。

また、本番のスピーキングテストの流れはイラスト付きでわかりやすく説明しています。

後半には予想問題もあり、同じ問題がパソコン・スマートフォンを使ってウェブでも体験できます。

1日1枚! 英検®5級 問題プリント スリーエーネットワーク

1日1枚! 英検®5級 問題プリント スリーエーネットワーク
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1日1枚、毎日小さな達成感を得ながら、最後に大きな達成感(合格)を得られる英検®5級対策の問題プリントです。

20日分を収録しています。

「トレーニング」と「挑戦(トライ)してみよう!」のニ部構成で、「トレーニング」は、やさしい問題から徐々に本番の問題に慣れていくステップバイステップ形式の問題構成です。

そのため無理なく学習ができ、中学生や大人はもちろん、小学生でも学習できます。

「挑戦(トライ)してみよう」はミニテストが5回分。トレーニングと同様1日1枚で5日間、一冊全てを25日で完成できます。

英検5級合格のための過去問・予想問題集

【CD2枚付・音声アプリ対応】7日間完成 英検5級 予想問題ドリル 4訂版 (旺文社英検書) 旺文社英検書

7日間完成 英検5級 予想問題ドリル 4訂版 (旺文社英検書) 
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7日間で短期完成を目指す書籍です。

本番形式の予想問題を解くことで、合格に向けた総仕上げができる問題集です。

ロングセラー商品の改訂版で、2016年度以降の過去問分析を基にした、最新の本試験に近い予想問題を収録しています。

また、各回の最初に、単熟語、文法、問題攻略法等をまとめたページを収録しています。

CDの他に、リスニングアプリ「英語の友」を使ってスマホで音声の再生が可能です。

本書1冊でスピーキングテスト対策もできてしまいます。

【音声アプリ・ダウンロード付き】2021年度版 英検5級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)

2021年度版 英検5級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)
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本書を通して過去問を解くことで、試験の傾向をつかみ、英検5級合格に必要な力を身につけましょう。

別冊解答には、出題のポイントをとらえ、解答にいたるまでの最短の考え方を示した解説を掲載しています。

わかった問題もわからなかった問題も、解説を読むことで理解をより深めることができます。

また、はじめての受験でも安心なように、「解答用紙6回分」のほか、英検受験の流れを解説したマンガを掲載しています。

前もって英検受験をイメージすることで、本番でも落ち着いて試験に臨むことができるでしょう。

さらに、Web特典ではスピーキングテストの予想問題を体験することができます。

まとめ

小学校にも英語が導入され英語教育が身近になったため、小学生で英検を受ける子どもが増えています。

英検の資格を取っておくと、中学受験の際に優遇されたり、将来英語に関係する職業につく場合に役に立ちます。

そうでない場合も、これから先中学、高校と進んでいく時にアドバンテージとなり、英語をスムーズに学習できます。

英検5級は中学初等程度のレベルですが、おすすめの単語集や問題集をしっかりと身につくまで勉強すれば、小学生でも合格できるので、ぜひチャレンジしてみてください。

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