中学受験

中学受験の合格には必須!?求められる計算力の身に付け方とは

計算

こんな方におすすめ

  • 計算問題でケアレスミスが多い
  • 計算問題に苦手意識がある

中学受験に向けて算数を勉強している方の中で、算数に苦手意識を持っている方の大半は計算問題が苦手な場合が多いです。

逆に計算問題が得意な方は、算数の点数も高い傾向にあります。

つまり、算数の苦手意識を取り除くためには計算力を身に付けることが必須と言えるでしょう。

本記事では、中学受験において必要な計算力を身に付けるための勉強法を解説します。

算数に苦手意識がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

中学受験における計算力とは

計算力

中学受験において算数は最重要科目といっても過言ではなく、求められる計算力のレベルは高いです。

特に正確性とスピードの両方が求められるので、短期間で計算力を身に付けることは難しいです。

算数の問題を解く際は、答えを導き出すまでの過程で計算ミスをしてしまうと間違った解答になってしまうので、計算の正確性は必須と言えるでしょう。

また、受験のような時間に制限が設けられている場合、一つの問題に長い時間をかけてしまうと最後の問題までたどり着けずに、点数を落としてしまう可能性があります。

時間に追われ焦ってしまい、正確性まで失われてしまうこともあるでしょう。

そのため、中学受験の算数では「正確性」と「スピード」のどちらも高いレベルで求められるのです。

計算ミスが続くと、算数に苦手意識を持ってしまう

「算数が苦手」と感じているお子さんのほとんどは、これまでに多くの計算ミスを繰り返してきたケースがほとんどでしょう。

子どもは自身がスムーズにできないことに対してつまらないと感じたり苦手意識を持ちやすいです。

習い立ての問題でも最初の段階でなかなか上手くいかなければ「自分は算数が得意じゃない」と思い込んでしまいます。

受験勉強は長期間におよぶので、モチベーションを維持することが重要です。

算数においては計算力を身に付け苦手意識を払拭することが、モチベーション維持に繋がるのです。

算数の苦手意識をなくすには

苦手意識をなくすために、まず前提として、算数の問題は誰が解いても同じ正解になるという点です。

国語の作文問題や社会の時事問題に対する意見を述べる問題の場合、決められたテーマや自身で選択したテーマに沿って自分なりの考え方や意見をまとめます。

そのため、意見や言葉選びは人それぞれ異なり、決まった答えがあるわけではありません。

その点、算数は問題文に記載されている情報をもとに、習った公式や計算方法を活用して問題を解くため、誰が問題を解いても同じ答えになります。

そのため算数が苦手という方は、計算力以前に答えを導くための数式や計算方法を知らないだけの可能性もあります。

もしお子さんが算数に対して苦手意識を持ってしまっている際は、計算問題を解くための公式や計算方法を知っているのか見直してみるのも手かもしれません。

中学受験に必要な計算力を身に付ける方法

計算力

算数の苦手意識を克服するためには、計算力が必須であることがわかったと思います。

そこで、どのような方法で計算力を身に付けるべきか紹介します。

計算問題を習慣化する

計算問題を解く際には計算式を覚えるだけでなく、計算自体の慣れが必要です。

計算問題が苦手な方は得意な方に比べて、圧倒的に計算量が足りていません。

「1日10分」や「1日10問」だけでもいいので、日頃から計算問題を解くことを習慣化させることが重要です。

また、問題を解いた後は必ず採点を行い、どんな問題を間違える傾向にあるのか、どのような問題に時間がかかってしまうのかを把握するようにしましょう。

基礎を見直す

中学受験の算数の問題は難易度の高い問題が出題されます。

そのため、ただ公式や解き方を暗記しているだけでは解答に辿り着けません。

しっかりと公式や解き方を理解することが重要です。

理解するためにも一度基礎から見直して、根本的に理解できているかを確認することをおすすめします。

暗記できるところは暗記する

算数における計算力で正確性を求める際には、筆算を行うことで計算の正確性が向上します。

しかし、簡単な問題でも毎回筆算をしていては計算を行う時間や式を書く時間がもったいないです。

特に時間制限がある中学受験において、時間を無駄にしてしまうとほかの問題を解く時間までなくなってしまいます。

そのため、教科書や参考書、過去問で頻繁に出題される問題や基礎的な計算は暗算で解けるようにしておき、時間の削減を目指しましょう。

苦手意識がある場合は一学年下の問題を解いて自信をつける

計算力を身に付けるためには計算を習慣化させることが大切と解説しましたが、計算に自身のない方にとってはいきなり実践するのは難しいでしょう。

そのような場合は一学年下の問題を解くことをおすすめします。

受験勉強はモチベーションの維持が大切なので、まずは比較的簡単な問題から自信を付けましょう。

遠回りに感じる方もいるかもしれませんが、計算力は積み重ねが大事です。

焦らずに取り組みましょう。

親子で採点を行って見直す

お子さんの計算力をあげるためには、親御さんの協力が必要不可欠です。

「算数で点数が取れない」や「点数がなかなか上がらない」という際は、お子さん自身も悩んでいることが多いので親子で改善を目指しましょう。

また、お子さんは過去問を解いた際に点数を取りたいがあまり、ある程度のミスはなかったものにしてしまうケースもあります

そのため、採点のときは親御さんも一緒に行い、どのような問題を間違える傾向にあるのか見つけ出しましょう。

中学受験における計算力は頑張り次第で伸ばせる

今回は中学受験において求められる計算力と、その伸ばし方について解説してきました。

中学受験では正確性とスピードが高い次元で必要なので、短期間で計算力を身に付けることは難しいです。

しかし算数の問題は必ず受けないとならないので、受験を成功させるには計算力を身に付けることは必須です。

算数が苦手な方でも、努力次第で合格に問題ないレベルまで向上できます。

お子さんの合格のためには親御さんの協力も必要不可欠ですので、本記事を参考にして親子の努力で合格をつかみ取ってください。

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