子育て

小学生の言葉遣いが悪い時に考えられる4つの原因と対処法を紹介!

こんな方におすすめ

  • 子どもの言葉遣いが気になるので直したい
  • 言葉遣いが悪くなったのは親のせいなのか知りたい

今回は、小学生の言葉遣いが悪くなってしまった時の原因と対処法について紹介します。

 

子どもの言葉遣いが悪かった時に、頭ごなしに否定をするのではなく、なぜそのような言葉使いをするのかの原因を探り、必要に応じて諭していくことが大切です。

気にする必要のない一過性のものと、しっかりと注意してあげるべきケースの見極めができるようになりましょう。

見守りと指導、そしてお手本を心がけ、小学生の健全な発達を応援してあげてください。

 

子どもの「インターネットとのかかわり方」についてはこちらの記事で解説しています。

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小学生が悪い言葉遣いになる4つの原因

小学生の言葉遣いが悪くなる原因として考えられることは、以下の通りです。

悪い言葉遣いをしているからといって悪い子になってしまったわけではありません。

 

仲間意識を強めるため

乳幼児期の子どもにとって優先順位は「友達よりも親」ですが、小学校に上がると徐々に「親から友達」にシフトしていきます。

乳幼児期は親に好まれる言葉遣いをしてきましたが、友達との関係性が重要になると、仲間内で流行っている言葉遣いをしたくなるのです。

つまり、仲間意識を高めるための手段として時に悪い言葉遣いを使うようになります。

 

テレビや漫画、YouTubeなどの動画の真似が多いですが、その意味やその言葉遣いが他者に与える影響を深く考えてはいません。

ほとんどの場合は一過性(その時だけの流行り)のもので、成長すると悪い言葉遣いは「ダサい」と気がつくのでやめます。

2021年で言うと、高校生シンガーのAdo(アド)による楽曲『うっせぇわ』が小学生の間で流行し、困る保護者がいるそうです。

「子どもたちがうっせーうっせー歌ってるから曲は知ってるけど嫌い。言葉が乱暴すぎるから」(40代女性)

困ってしまうのは、曲や歌詞の良さや込められた意味が理解できないのに、その語感だけで歌っているからだろう。

引用:Yahoo!ニュース「小学生以下にも流行のAdo『うっせぇわ』 連呼される親は困惑」

親や大人への反抗心の芽生え

思春期を迎えて自我が確立してくると、大人や親に対して「反抗したい」「自立したい」という欲求が芽生えます

反抗期であり、自立期でもあります。

親に対して揚げ足をとるようなことを言ったり、感じの悪い受け答えをしたりして「私はあなたの意のままに動くつもりはありません」という意思表示をするようになります。

そこで大人が怒ったり怯んだりすると「これは効果がある!」と思ってしまい、悪い言葉遣いがエスカレートして溝が深まる一方です。

こういった原因が考えられる場合は、腹が立っても冷静さを失ってはいけません。

 

ストレス発散や八つ当たり

多感な時期の小学生はストレスをためやすいです。

そのストレス発散や八つ当たりとして「イライラする」「ムカつく」「死ねばいいのに」などの乱暴な言葉遣いをする子もいます。

しかし、乱暴な言葉を口に出しても余計に嫌な気持ちが増すだけですっきりしません。

 

特に、親も含めて相手を傷つける意図が明確な言葉遣いについては注意が必要です。

 

大人・親の真似

小学生の子どもにとって親や大人の影響は絶大です。

そのため、周囲の大人や親の口調を真似ている場合もあります。

 

子どもが命令口調で話すようになった、ネガティブな言葉を吐くようになったなどの場合、親や周りの大人が無意識で使っていないか振り返ってみてください。

「お母さん(お父さん)や大人はいいの!」という言い訳は小学生には通用しません。

 

子どもは大人にあこがれるものなので、これもまた大人への一歩ではありますが、不必要に悪い言葉遣いをしないように意識する必要があります。

小学生が正しい言葉遣いをするために親ができる4つのこと

小学生が正しい言葉遣いをするために親ができることについて紹介します。

言葉遣いは一朝一夕に身につくものではなく、日々の積み重ねが大切です。

子どもの言葉遣いのお手本になる

親がお手本となりましょう。

ものを頼むときは「〇〇して!」ではなく「お願いね」「ありがとう」と言い、叱る時も乱暴な言葉で怒鳴り散らすのはやめます

 

これは子どもに対してだけでなく、夫婦の会話などでも心がけてください。

親が品のある言葉遣いをしていれば「正しい言葉遣いとはこういうものだ」というのがしっかりと根付きます。

友達同士では良くない言葉遣いをしていても、その場にふさわしい言葉遣いが分かる子になります。

想像することを促す

差別的な発言や悪口、傷つける言葉遣いはやめさせましょう

この時、頭ごなしに「そんな悪い言葉はダメ!」と禁止するのではなく、「そんなこと言われたら相手はどんな気持ちになる?」「あなたはそんな発言をする子と仲良くなりたいと思う?」など「聞かされた側」の気持ちを想像させるのがポイントです。

 

小学生は仲間を大切に思う年頃で、「友達にどう思われるのか」をとても重要視します。

「いじわるな言い方をする子はいじわるな子だと思われるよ」「あなたはどんなしゃべり方をする子と仲良くなりたい?」というような方向性の声掛けがおすすめです。

また、物語を知ると心の機微を想像しやすくなるので、テレビや本でたくさん触れさせるようにしていきましょう。

語彙を豊かにすることも良い言葉遣いを助けます。

 

子どもにおすすめの本はこちらの記事で解説しています。

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冷静に諭す

我が子に生意気なことを言われると腹が立つものですが、感情丸出しで怒ってはいけません

子どもに怒りを見せれば子どもは「この言葉は効果がある」と思い、反抗の意思表示として繰り返し使うようになります。

また、大きな声と強い言葉で叱責すると子どもは「怖い」という気持ちで頭がいっぱいになってしまい、「なぜダメなのか」という理由について考えられなくなります。

 

さらに、何度も怒鳴られれば慣れてしまい「あー、また怒っている。めんどうくさいな」と白けた目で親を見るようになるでしょう。

何かを強く伝えたい時、感情的な表現は寧ろ邪魔です。

相手は小学生なので、同じ土俵で喧嘩する相手ではありません。

「そんなことを言われたら悲しい」「そんな言い方をされたら〇〇ちゃんに優しくしてあげたいと思えない」など、「言われてどう思ったのか」を冷静に伝えましょう。

 

また、ただダメな言葉遣いを指摘するだけでなく、別の言い方を一緒に考えてあげてください

たとえば「うっせぇな」→「〇時まで1人にして欲しい」、「〇〇死ね」→「〇〇が苦手で困っている」などです。

親が強硬な態度に出ず、話し合いの姿勢を見せれば子どもからも「〇〇って言わないで欲しい」などと要望を出しやすくなるので、親子でどんな言い方にすればいいのかを考えていきましょう。

流行は基本的に放置する

小学生の子どもが良くない言葉遣いを仕入れてくる主なルートはテレビや動画、漫画などです。

いちいち目くじらを立てていると大人の方が疲弊します。

適当に受け流し、流行りが終わるのを待ちましょう。

 

「こんな番組見ちゃダメ!」と厳しく禁止をすれば固執しますが、「ウケない」と理解すれば飽きるものです。

たくさんの物語や歌を知ることで、子どもは好ましい表現や場にふさわしい言葉を選べるようになっていきます。

目に余る時だけ「その言い方は好きじゃない」「その言葉遣いは周りを不快にさせるよ」と伝えてください。

注意すべき言葉遣いと見守っていく言葉遣いの見極め

流行っている言葉や恰好を付けたくて使っている言葉にいちいち目くじらを立てる必要はありません。

しかし、きっぱりと「それはダメ」と指導する必要がある場合もあります

その見極め方についてまとめました。

状況に応じて使い分けられているのならば問題なし

親戚の集まりや先生の前、公共の場できちんと挨拶や受け答えができているのならば、普段の言葉遣いが多少乱れていても気にする必要はありません。

模範的な言葉遣いを獲得したうえで、流行りの言葉をコミュニケーションや自己表現の一貫として使っているだけです。

行儀よく振舞えた時に積極的に褒めてあげてください

 

良くない言葉遣いであっても、友達同士で楽しんでいるだけならば放っておきましょう。

ただし、誰かを傷つけるような言葉はダメです。

人を傷つけるような言葉遣いは要注意!

人を傷つけるような言葉遣いは「まだ小学生だから」と見過ごしてはいけません。

小学生のうちに正すのが大人の役割です

 

差別用語や悪口などは聞かされた側が傷つくだけでなく、言った側の品位が落ちていくのを伝えましょう。

背景にストレスや悩みがあるようならば、そのケアも必要です。

「人を傷つける言葉」の「人」には親も含まれています。

「我が子にならば何をしてもいい」が通用しないように「親にだったら何を言ってもいい」が通用しないことをはっきりと伝えましょう。

 

まとめ|小学生の言葉遣いは傷つけるものだけ注意して

小学生の言葉遣いの悪さが気になる時、注意するかどうかはその言葉が人を傷つける類かどうかを基準に判断しましょう。

流行の言葉を言いたいだけのようならば放っておくのがおすすめです。

親がお手本となる言葉遣いをしていれば、必要な時にはきちんと話せる子になります。

言葉遣いを諭す時には子どもに聞かされた側の気持ちを想像させるのが効果的です。

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