中学受験

入試直前の健康管理は何をすればいい?子どもに合わせた思いやりを大切に|まなびWeb!

こんな方におすすめ

  • 中学受験直前に体調を崩したくない
  • 万全の状態で中学受験を迎えたい

入試直前の健康管理について紹介します。

中学受験を万全の状態で迎えるためにも勉強だけでなく、健康管理についても気を配りましょう。

神経質になり過ぎず、子どもへの思いやりを持って接するのを心がけてください。

入試直前の感染症・怪我の予防

インフルエンザ、新型コロナウイルス、風邪、怪我などは家族全員で基本的な予防に務めましょう。

うがい、手洗い、人込みを避ける、加湿、体調が悪い場合は無理をしないのが重要です。

しかし、家から一切出ず、リスクがあることを全て避けるのは別のストレスと不健康を招きます。

生活は極力いつも通りに

入試直前になっても、極力いつも通りの生活を送りましょう。

「学校でインフルエンザが猛威を振るっている」という状態ででもなければ、通学も選択肢にいれてみてください。

入試直前は勉強に集中したり感染症や怪我を予防したりするため、小学校は休むという家庭もありますが、かえってダレてしまったりプレッシャーを感じたり運動不足で眠れなくなったりといったリスクもあります。

抗インフルエンザ薬の予防投与について

受験生が恐れる感染症の1つがインフルエンザです。

今年は新型コロナの影響でインフルエンザのワクチンの数が足りなくなり、予防接種が受けられなかった家庭も多いようです。またインフルエンザの予防接種をしても、インフルエンザにかかる可能性はあります。

受験生のいる家庭に覚えておいて欲しいのが「抗インフルエンザ薬の予防投与」です。

あらかじめインフルエンザに効果のある薬(タミフル、リレンザ、イナビルなど)を投与しいておけば、感染しても7~8割の確率で発症を抑えられます。

もし、家族など濃厚接触が避けられない人がインフルエンザに罹った場合、早めに処方を受ければ数日間は発症リスクを下げられるので、医療機関に相談してみましょう(医師の判断で処方されます。処方を断られる場合もあります)。

抗インフルエンザ薬の予防投与は自費診療になり、費用は数千円です。

食事関係の健康管理について

毎日の食事は健康に大きな影響を与えます。

普段から栄養バランスが良い食事を心がけるのはもちろんですが、入試直前は特に子どもの性格や体調を見極めながら用意してあげましょう。

弱っている時には消化の良い物、食べやすい物、体を温める物

入試直前でナーバスになっていたり緊張していたりするのならば口当たりが良く、消化がいいものを中心にしましょう。

おじや、野菜スープ、うどん、パンがゆなどがおすすめです。

飲み物ならば柚茶、ココア、甘酒、生姜湯などは栄養もあり、体も温めてくれます。

反対にトンカツなどの揚物は消化に悪いので、胃腸の弱い子や調子の悪そうな子にはおすすめできません。

一方でお腹が強く、かつ丼など験を担ぐことでテンションを上げられる子には有効です。

フルーツや清涼飲料水、生野菜などは体を冷やすので入試直前にはおすすめできません。

当たり前ですが、刺身などのあたりそうなものは避けましょう。

朝ご飯でエネルギーチャージ

入試直前に限らず、普段から朝ご飯はしっかりと食べる習慣をつけましょう。

中学入試は午前中が多いので、朝しっかりエネルギーをチャージしないと十分に頭が働きません。

前日に夜更かしをしたり夜食を多くとったりすると朝食欲が湧かないので入試直前になったら過度な夜更かしは控え、朝型の生活に切り替えましょう。

朝ご飯は、「体が温まり血糖値が緩やかに上がっていき、栄養バランスが取れているもの」が理想です。

ただし、無理してたくさん食べる必要はありません。食べ過ぎると体が消化にパフォーマンスを割いてしまい、頭が働かなくなってしまいます。食欲がないのに無理やり食べても調子が悪くなるだけです。

入試当日に朝ご飯が緊張などで喉を通らないのならば「家で朝ご飯」にこだわり過ぎず、温かくて栄養の取れる飲み物だけにして、「栄養バー」などを持って出発しましょう。

糖分・刺激物の過剰摂取に注意

「頭を使う時には糖分を摂るといい」のは事実です。将棋の休憩時間には棋士もオヤツを食べます。しかし、取り過ぎには注意をしましょう。

お菓子を食べ過ぎると急激に血糖値が上がり気分が悪くなる場合があります。そうでなくても消化に負担がかかるので眠くなりがちです。

入試直前のお菓子は気分転換に適量を食べてください。ラムネは脳が消費するブドウ糖を効率よく摂れるうえ、消化器に負担をかけにくいのでおすすめです。

また、コーヒーや栄養ドリンクなどの刺激物の摂り過ぎにも気を付けてください。まだ体が未成熟なので刺激が強すぎたり肝臓に負担がかかったりしてしまいます。

集中したかったり気持ちを鎮めたかったりするときには食べ物よりも深呼吸や音楽などを利用しましょう。

良質の睡眠を摂る

しっかり寝ないと頭が働きません

そうはいっても、入試直前になると勉強のスパートをかけたくなったり眠りが浅くなったりしてしまいがちです。

早寝早起き生活を心がける

中学受験の多くは午前中に行われます。午前中を最良のコンディションにするためには早起きをする必要があり、早起きのためには早寝が大切です

普段から早寝早起きを心がけましょう。子どもに「早く寝なさい」と言っても大人がいつまでも起きていると子どもも寝るモードになりにくいので、出来るならば家族全員で早寝早起きを目指してください。

良く眠れるためにできること

入試直前はストレスで寝つきが悪かったり途中で目が覚めてしまったりする子も多いものです。

寝るに2時間前にお風呂と食事は済ませる、ディスプレイは見ないなどを心がけましょう。

良く眠るためにマッサージやストレッチ、アロマなども有効です。お風呂上りの子どもにリラックス効果のあるボディクリームでマッサージしてあげましょう。掌や足の裏などを揉んであげてください。

マッサージは親子のスキンシップやコミュニケーションの機会でもあります。子どもが不安に思っていること、ストレスに感じていることなどを話してくれるかもしれません。

夜中に目が覚めてしまう子、不安になってしまう子は、親が一緒に寝てあげるのも有効です。「もう大きいのに」と思うかもしれませんが、今までの人生で一番不安な時期なので寄り添ってあげましょう。

夜中に目が覚める子は時計を気にしやすいので液晶画面以外の時計を室内に置いてあげてください。液晶画面のブルーライトは寝つきをさらに悪くします。

体調不良は医療機関へ

中学受験は多くに子どもに取って初めての大きな試練です。

いよいよ入試直前ともなればプレッシャーやストレス、緊張などによって体調不良になってしまう子もいます。

アトピーやぜんそくなどの持病の悪化、不眠、食欲不振、過食、下痢、便秘、腹痛……これらの症状が見られたら「まぁ、ある程度はしょうがないわね」と流さず、真摯に受け止め、必要ならば医療機関へ行きましょう。

「お医者さんが薬を出してくれたから大丈夫」と子どもが思えれば症状も改善しやすくなります。

中学受験の入試直前の健康管理は子どもに寄り添うのが大切

いままでの努力を実らすために入試直前は特に健康管理が大切です。

しかし、リスクがあるものをすべて排除し、無菌に近い状態にすることが健康管理ではありません。

子どもが窮屈にならないように思いやりを持って接しましょう。

感染症の予防は大切ですが家にこもり切りでは精神面が参ってしまいます。

食事は栄養バランスに気を配りつつ、子どもが食べやすいものを与えましょう。

夜は眠りやすい環境を整えてあげてください。

そして何より、体調が悪い場合は早めの受診が早めの回復に繋がります。

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