中学受験

【中学受験】英語入試とは?内容や3つの具体的な対策方法を解説!

こんな方におすすめ

  • 「英語入試」とはどのようなものか教えてほしい
  • 中学受験における英語入試の傾向と対策が知りたい

近年の中学受験では、受験科目に英語を用意している中学校が増えています。

2020年度では141校、2021年度の中学入試では143校の中学校で英語入試を実施しています。

毎年実施校は増えているため、今後も増加していくことが見込まれます。

しかし、「英語入試とは何か」「どのような対策をすればいいのか」などと悩む保護者や受験生も少なくありません。

そこで今回は、中学受験における英語入試では「どのような問題が出題されるのか」「どのような入試対策が有効か」を中心にわかりやすく解説します。

中学受験における英語入試とは?

中学受験における英語入試とは、どのようなものなのでしょうか?

英語入試の種類

英語入試には大きく分けて「帰国子女入試」と「英語が得意な児童を対象とした入試」「受験必須科目」の3種類があります

 

帰国子女入試は、受験者本人が帰国子女でないと受験することができません。

帰国子女の条件も海外滞在年数3年以上など学校によって異なるので、試験を受ける場合は、しっかりと確認する必要があります。

 

「英語が得意な児童を対象とした入試」では、「英検4級もしくは同等の英語力を持つ児童が対象」などの基準が学校によって設定されています。

多くの場合選択制なので、子ども自身が英語を得意としている場合に選ぶことができます。

難関中学では、英検2級や準1級が求められることもあり、試験は英語以外の教科があるところや英語のみのところなど、学校によって異なります。

 

そして最後は、受験者全員にとって英語が必須の科目である場合です。

2020年の学習指導要領の改訂によって英語が教科化および必修化されているので、受験者全員に英語入試を課す方針の学校です。

小学校での英語必修化に伴い、今後は必須科目とする中学校が増えることが予想されます

問題は学校によって異なる

中学受験の英語の問題は、学校によって異なっています。

筆記試験のみのところやリスニング・スピーキングもあるところ、面接を英語で行うところなどさまざまです。

志望校の英語の出題方法をしっかりと調べて、志望校の英語入試に沿った勉強を行ってください。

中学受験における英語入試の導入例

まず、実際にどのような中学校で英語入試が取り入れられているのか、見てみましょう。

【事例①】江戸川学園取手中学校(茨城県)

茨城県でも有数の人気を誇る江戸川学園取手中学校では、2022年度入試より英語の受験が必須となりました。

条件 必須科目
時間数 20分
問題形式 リスニングのみ
参考サイト 2022年度中等部入試(英語必須20分リスニング・サンプル問題)

2020年の学習指導要領改訂により英語が教科化、必修化されたことを受けての実施となったようです。

【事例②】慶應義塾湘南藤沢中等部(神奈川県)

同じく根強い人気を誇る神奈川県の慶應義塾湘南藤沢中等部(SFC)でも英語入試を取り入れています。

条件 選択性
時間数 60分
問題形式 リスニング・リーディング・ライティングなどの総合的問題
参考サイト 入学試験問題用紙の配布について

公式サイトから過去の入試問題を配布してもらうことができます。

ただし、毎年数量に限りがあるので、早めに配布の申し込みをすると良いでしょう。

英語入試の対策は必要なのか?

中学受験 英語入試 対策

では、このような英語入試において、対策をしておいた方がいいのでしょうか?

この答えは当然YESです。

どの学校も実施を始めてからそれほど年月は経っていないので、入試傾向の情報や過去問数は少ないです。

それでも、志望校の合格を目指すには対策が必須と言えます。

 

また、「まだ受験する学校を決めていない」「現在の志望校には英語入試はないので大丈夫」という方もなるべく対策しておきましょう。

2020年度では141校だった英語入試の実施校が、2021年度には143校になっています。

これは単に実施校が2校増えたのではなく、7校実施しはじめ、5校が実施を取りやめた結果です。

このように、今後英語入試を実施する中学校が増えてくる見込みがあるので、いつ実施されてもいいように少しずつでも対策をしていきましょう。

中学生以降の学習において「英語をやっておいて損する」ことはないので安心してください。

参考

千葉県の市川中学校では、2020年度に実施していた英語入試を2021年度でとりやめました。

英語入試の具体的な対策方法とは?

次の3つの対策方法の中から、最適な方法で英語入試の対策をしましょう。

1.英語教室に通う

子どもが中学年までの段階であれば、まずは英語教室や英会話教室に通って英語に楽しみながら親しむことをおすすめします。

英語教室に通うと、楽しみながら英語脳や英語耳が養われ、英語に対する苦手意識や不安感も軽減されます。

 

ただし、英語教室と一言で言ってもピンキリです。

習い事として通う際には、以下の点に注意して確認してみましょう。

英語教室を選ぶポイント

  • ネイティブ講師が在籍しているか
  • 日本人スタッフが在籍しているか
  • 英語で話すことを強要していないか

イングリッシュスピーカーでも、アジア圏のなまりがあるなど、ネイティブスピーカーと比べると不安要素の多いところもあります。

そのため、英語圏のネイティブ講師に本場の発音を学べる教室をおすすめします。

また、何か困った時に頼れる日本人スタッフがいることや、不必要に英語で話すことを強要しないことも重要な要素です。

子どもに英語に対する苦手意識が芽生えてしまうと、今後の英語学習において大きなマイナスになってしまうからです。

 

今は筆記試験のみで英語の入試が行われている場合でも、この先4技能(「話す」「聞く」「読む」「書く」)対策として筆記以外の要素を取り入れる可能性は高いので、低学年の頃から生きた英語に触れておくことは重要です。

2.インターネット・ラジオを使って英語に親しむ

「忙しくて英語教室に通うことができない」「費用面に不安がある」などの場合は、家庭でインターネット、ラジオなどを使って英語に親しむこともできます。

YouTubeなどの動画でも、無料で英語に親しむことができるので、上手に活用するといいでしょう。

参考

近年では、インターネットを使ったオンライン塾や通信教材での学習もさかんなので、同時に検討するといいでしょう。

一般的には英語教室や英会話教室と比べて安価なところが多いです。

3.英検などの試験を受ける

英検などの英語に関する検定を小目標として取り組むこともおすすめです。

英検は、公益財団法人日本英語検定協会が行っている英語の検定テストで、5級から1級(準1級、準2級含む)まであります。

年に3回受検日が設定されており、何歳でも受けることが可能です。

まずは5級にチャレンジし、徐々に級を上げていきましょう。

 

英検の資格が受験資格になっている入試形式があります。

それだけでなく、中学受験の際に試験が免除されたり、加点されたりする場合も中にはあります。

参考

例えば東京都の江戸川女子中学校では、一般入試において「級によって加点する」方式を採用しています。

2級を取得すると最大40点加点されます。

また、城西大学附属城西中学校では準2級以上を持っていると筆記試験が免除され、浦和ルーテル学院中学校では、3級を持っていると80点、準2級以上を持っていると90点に英語の成績が換算されます。

合否ラインに複数がいる場合には、英検を持っている方が優先して合格になる場合もあります。

英検のほかにもGTEC(ジーテック)JET(ジュニアイングリッシュテスト)などの試験もあるので、最適なものを選びましょう。

まとめ

今回は、中学受験における英語入試の内容や具体的な対策方法について解説しました。

英語入試の内容は、学校によって大きく異なります。

合格するためには志望校の入試内容に合った勉強をする必要があるため、必ず志望校の入試がどのような内容で行われるのかをしっかりと確認してください。

多くの中学校では、公式ホームページで入試の概要が説明されています。

不明な場合は直接問い合わせるなどして、確実な情報を手に入れてください。

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