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志望校合格のためには効率的な受験勉強を!勉強に集中できない理由や効率を上げる方法を解説

集中力

こんな方におすすめ

  • 中学受験の勉強効率を上げたい
  • 子どもが勉強に集中できていない
  • 勉強に集中できない原因を知りたい

お子さんの集中力が持続せず、受験勉強に支障が出ていると悩んでいる方はいないでしょうか。

当然ですが勉強はただ長時間やれば良いというわけではなく、集中して効率良く実施するのが望ましいです。

集中力が切れてしまう原因としては単純に飽きてしまったり、生活習慣の乱れによるものなど様々です。

そこで本記事では、集中して勉強する方法や、集中力が途切れてしまった場合の対処法を解説します。

お子さんの集中力が続かず悩んでいるご家庭は、ぜひ参考にしてみてください。

勉強に集中できない原因

集中力

受験勉強をしても集中できない原因は、主に以下のようなことが挙げられます。

もともと集中力が無い

勉強に集中できないケースの多くは、もともと子どもの性格上、集中することが苦手というケースがあります。

ただでさえ好きこのんで受験勉強をしている子どもは少ない上に、受験本番が近づく小学6年生は様々な物に対して好奇心旺盛であり、集中力を欠きやすいです。

そのため、勉強中も意識が散漫になってしまい、なかなか集中できないというケースは少なくありません。

生活習慣の乱れ

集中力の持続には、日々の生活習慣が大きく影響します。

特に寝不足や運動不足による生活習慣の乱れは、疲労やストレスの蓄積に繋がり、集中力の持続にも悪影響です。

受験勉強のためとはいえ、普段であれば寝ているほどの遅い時間まで勉強をした場合、逆に効率が落ちてしまう場合があるので注意しましょう。

勉強をする環境が悪い

集中力が続かいない要因は、子どもにだけあるわけではなく、そもそも環境が勉強に適していないことがあります。

たとえば、周りの騒音や室内温度、机や椅子の使い心地などです。

勉強に集中するためにはある程度のリラックス状態が必要であり、勉強をする環境が悪いとストレスに繋がりかねません。

時間的な限界を迎えている

人は集中力が無限に続くわけではなく、大人でも集中力が続くのは平均50分とされています。

また、50分間高い集中力が持続するというわけではなく、15分周期で高い集中力の波が起こります。

その点、子どもはさらに集中力の平均時間は短く、集中力が切れた状態で勉強を長時間続ければ続けるほど、効率が下がってしまうでしょう。

受験に本気になれていない

受験勉強に集中できない最も危険な原因は、そもそも受験に本気で取り組めていないケースです。

中学受験を控えた子どもの全てが、中学受験に対して前向きというわけではありません。

なかには「親から受験を勧められたからなんとなく勉強している」という子どももいるでしょう。

万が一受験に対して本気になれていないのであれば、お子さんが真剣に勉強に取り組むことは困難です。

そのため、子どもが受験に本気になれていないと感じた時は無理に勉強を進めるのではなく、一度親子で話し合い、改めて受験をする意味や理由を確認することをおすすめします

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勉強に集中する方法とは

続いては、子どもが受験勉強に集中するための対策を紹介します。

空腹・満腹状態を調整する

集中力を持続する上で、空腹や満腹の状態を調整することは重要です。

空腹状態ではストレスが溜まってしまうことで集中できず、満腹状態では眠気が生じてしまい集中できません。

そのため、受験勉強をする時間と食事の時間を調整し、空腹や満腹状態をコントロールすることをおすすめします。

スケジュールを立てて計画的に勉強する

受験勉強は、国語・数学・理科・社会の4教科をただ暗記するだけではなく、各教科の幅広い分野の知識をしっかりと理解する必要があるため、どの時間に何を勉強すれば良いかわからないという子どももいるでしょう。

勉強で集中力を維持するためには、その時間に何の勉強をするべきかを明確にする必要があり、計画的な勉強スケジュールが求められます。

そのため、子どもの得意・不得意な分野を分析した上で、入試日から逆算して計画的なスケジュール作成を心がけましょう。

勉強の妨げになるような物は置かない

勉強中に集中力を妨げるような物を身近に置いておくことは避けましょう。

特にスマホやテレビ、ゲームや漫画などの娯楽類です。

勉強中に娯楽の誘惑があると、たとえ誘惑に負けていないように見えても心のどこかでは集中を欠いてしまいます。

昨今では、護身用として小学生にもスマホを持たせている家庭が多く、youtubeやInstagram、TikTokなどのSNSを利用している小学生も多いです。

一度集中が途切れてしまったら、再度集中し直すのは困難なため、初めから周りに集中力を妨げる物は置かずに避けておくと良いでしょう。

パジャマのまま勉強をしない

勉強に集中する際は、着ている衣類も影響することがあります。

たとえば、パジャマ姿で勉強するケースです。

パジャマは自宅でリラックスをする際の服装であり、勉強の時にパジャマを着てしまうと集中力を欠いてしまい、勉強の効率が下がりかねません。

勉強をする時としないときでメリハリをつけることが大切です。

集中しやすい環境作りをする

集中力を持続させるためには、勉強しやすい環境作りが必要であり、例えば部屋の温度やBGMは大事な要素です。

部屋の温度は寒くても暖かくても集中力を欠いてしまうため、適温を保ちつつ程よくBGMを流すことで、集中力を保ちやすい環境作りに繋がります。

勉強中に集中力が途切れてしまった場合の対処法4選

集中力

最後は、万が一受験勉強の際に集中力が途切れてしまった時の対処法について、4つ紹介します。

勉強する教科を変える

1つ目は、勉強する教科を変える方法です。

子どもによっては得意な教科・苦手な教科だけでなく、好き・嫌いがあります。

もちろん、嫌いな教科よりも好きな教科の方が集中力は続きやすいです。

そのため、集中力が切れた際は好きな教科の勉強に変え、子どもが勉強を「つまらない」と感じないようにしてあげると良いでしょう。

勉強する場所を変える

2つ目は、勉強する場所を変える方法です。

いかに部屋の温度やBGMで勉強しやすい環境を作っても、集中力には限りがあります。

また、同じ部屋で勉強をしていると風景や環境自体に飽きてしまうことがあるでしょう。

そんな時は、子ども部屋だけでなくリビングで勉強を進めたり、近くのカフェやファミレスで勉強をするなど環境を変えることをおすすめします。

眠い時は無理せずに寝る

3つ目は、眠い時には無理しない方法です。

子どもが勉強をしているうちに眠くなってしまうのは良くあることです。

寝る時間を少しでも勉強にあてたいという気持ちもありますが、眠いまま勉強をしていても効率が下がる一方です。

そのため、もし子どもが勉強中に眠そうにしている時は、思い切って仮眠を取らせ、すっきりした状態で勉強を再開させましょう。

軽い運動をする

4つ目は、軽い運動をする方法です。

先述したように、生活習慣の乱れや運動不足は集中力の低下に繋がります。

勉強の途中に軽い運動やストレッチをすることで、気分転換だけでなく、脳の血流を改善する効果もあるため、非常に有効な手段です。

効率的な勉強で受験に成功しよう

今回は、子どもが受験勉強の際に集中できない原因をはじめ、集中力を持続させる方法について解説しました。

受験合格のためには、勉強時間を長くするだけではなく、日々の効率性も重視しなければいけません。

いかに長い勉強時間を設けようと、効率が悪かったら成果は出ず、勉強したという満足感だけが残ってしまうでしょう。

そのため、親御さんはお子さんがだらだらと勉強していないかチェックしつつ、少しでも効率の良い時間を使えるように手伝ってあげてください。

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