こんな方におすすめ
- 入学式にふさわしい服装を教えてほしい
- 入学式の服装の注意点について知りたい
入学式は保護者も新入生も「これから6年を共にする仲間」と初めて出会う場です。
入学式というおめでたいセレモニーにふさわしい装いであることはもちろん、良い思い出作りを助けてくれるポイントについてもまとめました。
この記事では、小学校の入学式にふさわしい服装を子どもと保護者に分けて紹介します。
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小学校の入学式の服装選びで大切なこととは
小学校入学式の服装選びで年齢と性別関係なく大切なことについてまとめました。
フォーマルな清潔感
入学式は、フォーマル(正式/公式)な場です。
そのため、まずは「その場にふさわしい服装かどうか」という考えを大切にしましょう。
入学式は個性を演出する場ではありません。
自身の主張が激しい服は場の空気を乱してしまいます。
特別高価な服装である必要はありませんが、最低限の清潔感は重要です。
襟や袖口の黄ばみやほつれには十分注意してください。
また、靴も磨くなどのケアをしておきましょう。
素敵な写真を残す為にも、髪の乱れや眼鏡の汚れなども気を抜いてはいけません。
防寒対策
入学式当日の気候や天気によっては防寒対策にも気を配りましょう。
学校によっては体育館に冷暖房が設置されていないところもあります。
室内に大勢いるので多少暖かくはなりますが、床冷えしやすい体育館なので十分な準備は必要です。
このご時世、中には感染防止のために体育館の扉などを開け放って入学式を行う小学校もあります。
コートなどの防寒具を持ち込む場合、脱いだ防寒具を入れられる大きめの袋があると便利です。
小学校の入学式にふさわしい子どもの服装
入学式の主役である子どもの服装についてご紹介します。
まず、前提として入学前の説明会で指定がある場合はそれに従いましょう。
デザインや色にこだわるだけでなく、ジャストサイズを心がけると見栄えが良くなります。
また、当日までにハンカチの収納や正装でのトイレ練習をさせると当日困りません。
女の子
女の子に人気の服装は、以下のものです。
ポイント
- セレモニースーツ
- ワンピース+ジャケット
- ワンピース+ボレロ
- ワンピース+カーディガン
ネイビーやグレーなどダーク系の他、白やピンク、水色など明るめの色もおすすめです。
ダーク系の服であれば、今後も法事やちょっとしたお呼ばれなどの機会に使えます。
明るい色合いにする場合は、同系統の色でまとめるとごちゃごちゃした印象を与えません。
また、服装を明るめの色にすると集団の中から我が子を探しやすいです。
女の子の多くはスカートですが、ズボンでも問題ありません。
男の子
男の子の主流はネイビーやグレーなどのダーク系のスーツです。
ズボンはハーフ丈を選ぶと元気の良い印象を出せます。
また、ハーフ丈ならば裾上げを気にせずにある程度長く着られるのもメリットです。
一方、ロング丈のズボンを選ぶとお兄さんっぽくなれます。
男の子はシャツの色やタイを選ぶのを楽しんでください!
七五三の時に購入したスーツを着る子もいます。
子どもの服の購入先は?
大手量販店
しまむらやイオン、イトーヨーカ堂、ダイエー、アリオなどの量販店ならば、1万円以下で定番ラインの入学式コーディネートが可能です。
上下別々に購入できるので、たとえ近所で購入しても「かぶり」を心配し過ぎる必要はありません。
デパート・百貨店
大丸や髙島屋、そごう、松坂屋、丸井、電鉄系などの百貨店ならば予算は数万円です。
質が良く、洗練されたデザインの入学式用の服がそろっています。
ブランド服
ここではおすすめのブランドをご紹介します。
- コムサイズム:品ぞろえ豊富で着回ししやすいラインナップ。
- メゾピアノ:女の子向けのロマンティック&スウィートがコンセプト。
- KP:ヨーロッパテイストで上品。
- グリーンレーベルリクラシング:シンプル&ナチュラル。明るい色も多い。
- キッズスマイルショップROBE:紺のストライプが特徴。小柄な子も着こなしやすい。
各ブランドのコンセプトを楽しみましょう。
フリマアプリなど
子どもはすぐに大きくなります。
また、コロナの影響で子どもが冠婚葬祭に呼ばれる機会も減りました。
奮発して子どもの服を買っても、入学後にあまり活躍の機会がないかもしれません。
フリマアプリやリサイクルショップには状態の良い服がたくさんあります。
入学式直前になると品薄になるのでリサイクル品を狙う場合は早めに行動をしましょう。
靴に注意!
一般的にフォーマルな服装に似合うのはエナメル靴や革靴です。
しかし、履き慣れていない硬い靴は子どもにとって負担になる場合もあります。
特に小学校までたくさん歩く必要のある子は、デザインだけでなく歩きやすさも重視しましょう。
清潔な運動靴ならばスーツと合わせても「変」ではありません。
子どもが笑顔で小学校に行って帰ってこれる靴を選んでください。
小学校の入学式にふさわしい保護者の服装
次に保護者の服装についてです。
主役が子どもであることを念頭に置き、華美な服装やカジュアルな服装を避けて華やかさと上品さを演出しましょう。
母親の服装
母親の定番の服装は、以下の通りです。
ポイント
- セレモニースーツ(スカート・パンツ)
- ワンピース+ジャケット
- ワンピース+ボレロ
入学式は春のおめでたい行事なので、色はピンク、ベージュ、水色、白、アイボリーなど明るく淡い系統を選びましょう。
定番の黒系スーツでもダメなわけではないですが、晴れやかな場なので、できれば明るい方をおすすめします。
なお、ミニスカートなどは避けましょう。
スーツやワンピースの中には「色違いのジャケット2枚+スカート(またはワンピースやパンツ)」で、卒業式(卒園式)と入学式(入園式)の両方で使える「セレモニースーツセット」も販売されています。
胸元のコサージュや髪型、中のシャツなどで変化を付ければ兄弟が多くても「また同じ服」という印象になりにくいです。
父親の服装
父親の場合はスーツで構いません。
母親と異なり、ネイビーや黒、ダークグレーなどの落ち着いた色を選べば間違いがありません。
春らしさは淡い色のシャツやネクタイなどで演出すればいいでしょう。
「ちょっと気合を入れるビジネスシーン」をコンセプトにするのもおすすめです。
カジュアルは避ける
カジュアルな服装は入学式にふさわしくありません。
- サンダル・素足
- ジーンズ・パーカー・トレーナー
- 肌の露出が多い
- 華美・派手
- 強すぎる香水
- タトゥーが見えている
このようなことはやめましょう。
鞄は大きめがおすすめ!
フォーマルな服装には小さめの鞄をコーディネートしたくなりますが、入学式では様々なものが配布されます。
筆者の場合は入学式当日に
- 各教科の教科書・ノート
- ランドセルカバー
- 防犯ブザー
- 通学帽子
- 緊急連絡先などの用紙類
- 交通安全系のガイドブック
- 発育調査などの用紙類
- 学校からの挨拶・連絡などのプリント類類
- お手紙フォルダ
- 連絡帳
- 名札
などが渡されました。
新1年生のランドセルに全部を入れるのは少しかわいそうな量です。
A4が入る大きさの丈夫な鞄が活躍しました。
まとめ
小学校の入学式の服装の基本中の基本は、フォーマル感と清潔感です。
子どもも大人も迷った時はセレモニー用のスーツを選べば外しません。
そのうえで子どもは歩きやすい靴を選んであげましょう。
大人はカジュアル過ぎたり派手過ぎたりすると悪目立ちをするので気を付けてください。
おめでたい日にふさわしい服装に身を包み、晴れやかな気持ちで小学校生活をスタートさせてください!