教育・学習

勉強の苦手な子どもを変える!教科ごとにできる親の働きかけと苦手克服法を解説

こんな方におすすめ

  • 子どもが苦手な科目があり、なかなか成績があがらない
  • 苦手な教科や科目を克服したいが、取り組み方がわからない

テストで点数が低かったり、授業の内容が理解できないと、教科への苦手意識が刷り込まれてしまいます。

苦手意識がつくと、勉強のモチベーションが上がらず余計に苦手になってしまい、勉強にも精が出ないといった悪循環に陥るケースがあります。

苦手な教科に対して「難しい」「勉強が楽しくない」と思う子どもでも、親の働きかけ次第では苦手を克服することもあります。

この記事では、勉強に苦手意識を持つ子どもに対して、どのように働きかければ苦手意識を取り去ることができるのか、国語、算数、理科、社会の科目ごとに解説します。

苦手科目に対する親の働きかけ

苦手な科目を放っておいて得意になることは基本的にありません。一度植えついた苦手意識は、なかなか克復するのが難しいもの。

特に中学受験をひかえて苦手科目を放っておくのは得策ではないため、苦手科目の苦手意識を取り去るところから取り組んでいきましょう。

苦手科目の原因を見つける

苦手科目はどこかで必ず躓いた結果、苦手意識が刷り込まれてしまいます。

まずは、苦手になってしまった原因を見つけることからはじめます。

苦手になったきっかけを見つけるためには、苦手科目の単元をおさらいします。おさらいする際には、ハードルの高いことからはじめずに、教科書の基礎的な内容から始めます。

苦手意識が強くなる原因は、問題の解き方がわかっていないまま単元が進んでしまうことがほとんどです。おさらいをしながら、考え方や解き方が分かっていない点を整理していきます。

苦手科目が苦手となった原因がみつかったら、考え方や解き方が理解できるまで基礎的なところから学習します。基礎問題が定着すれば、繰り返しの練習の中で応用力が身につくので、基礎固めしていきましょう。

「間違ったノート」を作っておく

苦手の克服には、日頃から問題集やテストで間違った問題を抜き出して書いておく「間違ったノート」を作成しておくことをおすすめします。

間違ったノートはチェック欄を作り、間違えなくなるまで同じ問題に取り組みます。そうするとあとでノートを見た時に、どの問題が苦手なのかがひと目でわかります。

テスト前や入試直前に間違ったノートをチェックすると、点数アップにとても効果があります。

また、間違った問題に取り組む時は、ただ正解を覚え直すのではなく、なぜ間違えたのか?どこが間違っていたのか?正解するにはどのような道筋があるのか、をしっかり確認することが重要です。

これらがしっかりと確認・理解できると、次からは間違えなくなります。

1日20分継続して苦手科目を勉強する

苦手科目の勉強はどうしても後回しになったり、モチベーションが下がります。

しかし、苦手科目こそ勉強をしなければ受験は乗り切れないため、短い時間でも学習する習慣を作ります。

まずは毎日の授業で習ったことの復習からで構いません。教科書に書いてあることを丸暗記するのではなく、問題の意味や意図を理解するように働きかけます。

「なんとなくわかる」というレベルではなく、「なるほど!」と納得しながら学習を進めることで、苦手意識も徐々にうすれさせることができます。

教科別の苦手科目への取り組み方

今まで紹介したのは、全体的な苦手の克服方法です。次は教科別の取り組み方を紹介します。

国語

国語は、漢字などの暗記、文章読解など、「語彙力」「表現力」「読解力」と幅広い能力が必要となる科目です。

一口に国語が苦手で片付けるのではなく、具体的に何が苦手なのか原因を特定することが重要です。

例えば、漢字の読み書きに苦手意識をもつ子どもには、漢字の成り立ちを教えて、漢字に興味を持たせることで一定の学習効果がある場合もあります。

また、漢字テストで「さんずい」が「にすい」になったり、線が一本足りなかったりといった小さなミスが多い子は、日ごろから丁寧にノートをとる癖をつけることでミスを減らせます。書き順を意識し「とめ・はね・はらい」まで丁寧に書く癖をつけさせます。

文章読解が苦手な場合は、文章の意味を理解せず字面だけ読んでいる可能性があります。文章読解は、文章の意味や情景を理解しながら読む癖をつけなければ決して上達しません。

文章をただ読むのではなく、文の大切だと思うところに線を引かせ、なぜ大切だと思ったのかを考えさせることから指導しましょう。そのうえで文章の内容を簡単にまとめてレポートさせるなど、深く読み込む癖をつけさせます。主語と述語、指示語が指すもの等、文章の構造に注目させることも重要です。

文章読解が苦手な子どもは、算数の文章題も苦手な傾向があります。国語が苦手で算数の文章題が苦手な子どもには、文章を深く読み込ませる習慣をつけるところからはじめましょう。

参考【小学校1.2年生向け】国語の問題集・ドリルの選び方とおすすめをご紹介!

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算数

算数は、他と比べて学習が続いていく科目です。一つ躓くとそこを境に理解できなくなってしまいます。

算数が苦手な子どもは、算数を暗記問題と勘違いしている場合が多く見受けられます。

算数は、たくさんの公式がでてきますが、意味もわからず公式を暗記すると応用が利かなくなってしまいます。

公式をただ暗記するのではなく、その意味を理解した上で、反復的に計算ドリルに取り組んでみましょう。

計算ドリルでも図形や表の問題は、図や表を丁寧に書くところを徹底し、計算が複雑な問題は必ず計算過程を丁寧に書くことを癖付けます。

一つずつの問題をただ公式を当てはめるのと意味を理解するのとでは、学習の深度が全く異なることを覚えておきましょう。

参考小学校1・2年生の算数問題集おすすめ6選!中学受験や学校の補習など目的別に紹介

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理科

理科は生物、地学、化学、物理という4分野もあるので、苦手になりやすい教科です。まずは、どの分野が苦手なのかをはっきりとさせて、苦手な分野を重点的に取り組みます。

理科も暗記科目と勘違いされやすいのですが、観察、実験、考察を駆使して、自然に対する理解を深める教科です。

日常的に使わない用語がたくさんでてきて、用語が覚えずらいといった声も多く、理科は用語を暗記しようとすると苦行にも近い科目です。しかも国語や算数と違い、家庭学習の重要度がかなり下がってしまいます。学習時間が短く、その上範囲も広いので覚えていないまま先に進んでしまいがちです。

理科は、自然現象に対する分野であり、本来子どもが興味を持ちやすい分野です。理科においては、図鑑や百科事典を使ったり、ドキュメンタリー番組などを見せて子どもの興味関心を引き出すところから始めます。

教科書の内容を覚えるとなると、どうしても細かな単語に目が行きがちなので、それぞれの事象の原因と結果に視野を広げさせる必要があります。年齢に合わせてプラネタリウムやサイエンス博物館などに家族で出向くのもいいでしょう。

暗記することが多いため、単純な字面の暗記科目とならないように注意してください。

社会

社会も理科と同じく、地理や歴史、公民など分野が広く暗記が多い科目です。それに対して学習時間が短く、その上範囲も広いので覚えていないまま先に進んでしまいがちです。

社会も単純に文字面を暗記すると面白みがなく、あっという間に嫌いな科目になってしまいます。

社会の各単元は、それぞれ独立しているように感じますが、よりよい社会のあり方を考えていくという意味で共通している科目です。地理や歴史、公民などの各分野はそれぞれかけ離れていると感じるかもしれませんが、いずれも社会の成り立ちを理解するために必要な知識や理解という点で共通しています。

社会も暗記する用語が多い単元ですが、単純に暗記するのではなく、それぞれの意味を考えることに本質的な目的があります。

「いい国作ろう鎌倉幕府」といった表面的な言葉だけを覚えるのではなく、鎌倉幕府に生きる人の暮らしや時代背景にまで目を向けさせることで、思考するヒントを与える働きかけをしてみましょう。

過去の長い歴史の中で今の暮らしが成り立っていること、それぞれの地域の天候、地形など様々な条件が各地域の暮らしに反映されていることなどを考えさせることが社会が好きになる働きかけです。

また社会は、漫画・ドラマ・ゲームといった興味を持ちやすいツールが豊富に準備されています。まずは興味を引き出し自ら進んで学ぶように働きかけましょう。

まとめ

苦手教科や科目があると、入試の合否に影響を与えます。高学年になると、苦手を克服する時間を捻出するのも困難になるため、できるだけ早いうちに苦手は克服しておきましょう。

がむしゃらに復習するだけでは、苦手はなかなか克服できません。この記事を参考にしてポイントを押さえ、効率良く苦手を克服してください。

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