教育・学習

【小学生の音痴の治し方】あきらめないで!音痴は治る!音痴を治す10の方法をご紹介|まなびWeb

こんな方におすすめ

  • 自分の子どもが音痴なのでは?
  • 音痴は治せるの?どうすればいいの?

子どもが音痴だと、「音楽の授業が苦痛になるのでは?」「友達からからかわれてコンプレックスを持つのでは?」と悩んでいませんか? 音痴は訓練することで改善されたり治ったりします。特に子どもが小さい頃から訓練をはじめると早く治るので、慌てないで取り組みましょう。

今回は、音痴の治し方を詳しく紹介します。

小学生はもともと音痴?

聴覚の発達のピークは「2歳から6歳半くらいまでの間」といわれています。とくに小学生の低学年の頃はまだ聴覚が発達しきっていない場合も多く、お経を読むように歌う子どももいます。

低学年のうちは「自分の子どもが音痴なのでは?」とあまり深刻になる必要はなく、また聴覚が成長しきっていないので、治すことも容易です

しかし、音痴の原因のひとつには精神的なものがあり、「自分は音痴なんだ!」とショックを受けて思い込んでしまうと、音痴を治すのに苦労をする場合もあります。

子どもに「あなたって音痴なのね」などの発言をすることは、絶対に避けてください。

音痴かな・・?と思ってもその後の親のサポートで治るのですから、親子で音楽を楽しみながら音痴を治しましょう。

音痴とは?

音痴とは、音に対して感覚が鈍く、正しい音程が取れないことを言い、「自分の音程が外れていることが分かる」タイプと「分からない」タイプの2通りの音痴があります。

音痴の人の8割は「自分の音程が外れていることが分かる」タイプだと言われています。「自分の音程が外れていることが分かっている」ので、比較的容易に音痴を治すことができます。

「自分の音程が外れていることが分からない」音痴の場合は、脳が正しい音程を認識できていないため、音程が外れていることを理解できません。

「音程が外れていることが分かる」音痴に比べると治すことが困難ですが、訓練次第で「脳が正しい音程を理解することができるようになる」と言われています。

小学生の音痴の10通りの治し方

小学生の音痴を治すには、次の10通りの方法が効果的です。

リラックスして歌う

「うまく歌えないのでは?」と緊張すると呼吸が浅くなって声が出にくくなってしまいます。

まずは、リラックスすることを心がけましょう。

正しい音階を覚える

子どもが「音痴かな?」と思われる時は、音程を上手に取れていない場合がほとんどです。まずはドレミファソラシドの音階を正しく覚えることからはじめましょう。

家庭にピアノがあればいいですが、なければ鍵盤ハーモニカなどに合わせて正しい音程を取る練習をしましょう

音楽に触れる機会を増やす

音痴の原因のひとつに、聴覚が成長する幼児期に音楽を聴かずに育ったことが挙げられています。小さい頃から音楽に触れて、覚えた音楽を口ずさむことで、自然と正しい音程が取れるようになる子どももいます。

リビングに音楽を流したり家族でカラオケに行ったり、コンサートに行ったりして、音楽に触れる機会を増やしましょう。カラオケアプリを利用するのもおすすめです。

音楽を好きになると自然にメロディを口ずさんだり歌ったりすることが増え、正しい音程を理解しやすくなります。

「聴いたら声に出して歌う」を繰り返す

歌は、歌えば歌うほど上手になります。「音楽を聴いて自分で声を出して歌う」ことを繰り返すと、歌はどんどん上手になります。親と一緒に歌うことも効果的です。

また、音痴矯正のプロ・高牧康氏によると、「音楽を聴いたり一緒に歌ったりする歌は童謡がおすすめ」とのこと。

童謡は子どもが歌いやすいように作られていて、同じフレーズの繰り返しや単純はなモチーフが登場するので、子どもにとっておすすめのジャンルです。

ハミングで歌う

音痴の人は、歌を歌うときに歌詞に気を取られて、正しい音程やリズムが取れない場合があります。まずはリズムに合わせてハミングで歌いましょう

ハミングをすると自分の声が鼻腔に響き、骨を伝って耳に直接届くので、正しい音程が取りやすくなります。

裏声で歌う

ハミングで歌えるようになったら、裏声で歌う練習をしましょう。「小学生の音痴の大半は裏声をマスターすると治る」という研究論文もあります。裏声をマスターして発達させると、声帯をコントロールできるようになり、正しい音程で発声しやすくなります。

裏声をマスターするには、鳥の鳴き声を真似したり、サイレンのように段々と声を高くしていったりする方法があります。

リズム感を養う

音痴の原因のひとつに、リズム感がないことが挙げられます。音楽を聞くときに歌声ではなくリズム隊に注意を払って聴くよう促してみましょう。

また、リズムの良い曲を踊りながら歌うことも効果的です。親も一緒に楽しく歌って踊るとなお良いですね。

「アイアイ」のようなノリの良い曲や、子どもの好きな曲を選ぶといいでしょう。

短い曲で練習してみる

まずは短い曲を一曲、上手に歌えるようにしましょう

成功を体験すると自信が出て、歌を歌うことが楽しくなり音痴を治しやすくなります。

楽器をはじめてみる

子どもが興味を示すようなら、楽器をはじめるのもひとつの方法です。楽器を演奏するためには正しい音程やリズム感が要求されます。

練習を続けていくうちに、自然と正しい音やリズムが身に付きます。

耳の後ろや横に手を当ててみる

学校でみんなで歌う場合に、自分の音が合っているのかどうかが分からない場合は、耳の後ろや横を当ててみることを教えましょう。

そうすると、自分の声がよく聞こえて音が取りやすくなります。

音痴は訓練次第で改善できる

音楽を楽しみ、歌い、楽器を演奏したりコンサートにでかけたりすることは、人生を豊かにする趣味でもあります。

音痴で歌がうまく歌えないと、音楽の授業が苦痛になり、苦手意識が芽生えて音楽が嫌いになってしまうこともあります。

音痴は訓練次第で治ります。とくに年齢が低い方が治りやすいので、適切なサポートで子どもの音痴を治してあげてください。

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