今回は、新宿区四谷にあるMOCOPLA(モコプラ)代表の橋本 直子氏を取材させていただきました。
学童保育をべースとしながら、英語やプログラミングといった習い事、補習から中学・高校受験対策までの学習塾といった幅広い展開をされている教室です。
四ツ谷教室・荻窪教室の2教室展開しており、2023年度には大宮教室が開講する予定とのことで、順調に拡大している教室の想いや、具体的なプログラム、独自性や特徴についてお伺いいたしました。
MOCOPLA(モコプラ)の基本情報
MOCOPLA(モコプラ)は、都内に2教室展開する民間の学童保育(キッズクラブ)を主体として、習い事教室(レッスン)、学習教室(スタディ)を展開しています。
習い事は、英語・プログラミング・そろばん・習字・美術・体操・空手などと幅広く提供しており、学習教室は、学校や受験の補習から、中学受験や高校受験といった専門クラスも準備しています。
The most comfortable place for all(ここに集うすべての人にとって居心地のよい場所)の頭文字をとり「MOCOPLA」と名付けており、子どもと保護者のどちらにとっても価値の高い教室を運営しています。
教室名 | MOCOPLA四ツ谷 |
住所 | 東京都新宿区四谷2-10-5 八ッ橋ビル4F |
アクセス | JR中央総武線「四ツ谷駅」徒歩5分 東京メトロ丸の内線、南北線「四ツ谷駅」徒歩5分 東京メトロ丸の内線「四谷三丁目駅」徒歩4分 |
電話番号 | 03-6380-1347 |
公式サイト | MOCOPLA四ツ谷公式サイト |
教室名 | MOCOPL荻窪 |
住所 | 東京都杉並区荻窪5丁目9番9号ペンギン荻窪ビル1F |
アクセス | JR中央総武線「荻窪駅」徒歩4分 東京メトロ丸の内線「荻窪駅」徒歩4分 |
電話番号 | 03-6279-9639 |
公式サイト | MOCOPLA荻窪公式サイト |
MOCOPLA(モコプラ))代表の橋本氏へインタビュー
ここからは、まなびWEBが独自で取材をしたMOCOPLA代表の橋本氏へのインタビュー内容をお伝えしていこうと思います。
プロフィール
株式会社MOCOPLA代表取締役
一般社団法人日本教育メソッド研究機構(JEMRO)監事
橋本直子(はしもと なおこ)
教育実習時に教師は向いていないと思い込み、一般企業(地方放送局子会社にてSE)勤務後寿退社。子育ての中で、子どもが言葉や数量感覚を獲得していく過程が面白く「子どもって面白い!育つとは?」と興味を持つ。行列ができる塾を経営しながら、男子3人を育てあげる。塾では高校生に数Ⅲまで指導していた理系女史。
橋本代表の経歴
まずは代表の橋本さんにご自身の経歴と、何故MOCOPLAをはじめるに至ったのかについて質問させていただきました。
社会人になってからも家庭教師や、大学受験の塾講師と、教育業界で働いていましたが、学童保育とは全く別のジャンルで長年仕事をしていました。
もともとMOCOPLAを開校したのは私ではありませんが、前任者にはMOCOPLAを始める前から相談されていました。
当時からMOCOPLAの構想を聞いており、非常に社会的意義のある仕事だとは感じておりました。
そこから前任者に力を貸してほしいと頼まれ、かなり責任の大きい仕事だと感じましたが、私としても挑戦をしようという想いで引き受けさせていただきました。
もともと子どもが好きですし、なにより共働きが増えた今の時代は、学童保育は子どもたちの将来を左右する非常に大切な役割を担います。
放課後の時間の安全はもちろんのこと、長い時間を過ごすからこそ、学校や家庭では担いきれない学習の場「放課後スクール」として、子ども達の未来をつくる点に、大きな魅力を感じたのがMOCOPLAをはじめたきっかけです。
MOCOPLAの理念
次に、MOCOPLAの理念についてお伺いしました。
MOCOPLAに通う子ども達にはWANTを大切にしてほしいと考えています。今の時代、やりたいことや希望のない大人が相当数いますが、MOCOPLAに通う子どもたちには、“自分の好き”を見つける力と、“挑み続ける力”を身に着けて欲しいです。
そのため、MOCOPLAでは色々な経験や学びのある機会をつくり、子ども達の考えや意見の根源にスポットを当てるようにスタッフにも指導を徹底しています。
子どもを一人の人間として尊重し、意見をしっかり聞く姿勢が大切だと考えているからです。
また、ときには子ども同士でトラブルになることもあります。そんなときでも大人が一方的に結論を出さずに、子どもたちできちんと話し合う場を設け、子ども同士で整理がつくようにスタッフはあくまで補助をする役割をします。
何がトラブルの原因だったのか?本当はどうしたかったのか?なぜ相手は傷ついたのか?そういったことを子ども自身が気付けるようになることも重要な教育だと考えています。
MOCOPLAのプログラム
MOCOPLAのプログラムについて、詳しく伺いました。
キッズクラブについて
下は年少から上は小学5年生までが異年齢で毎回別のグループを組み、同じ課題に取り組みます。
例えば、会社の研修でも用いられるマシュマロチャレンジや、A4の紙30枚を高く重ねるペーパータワーといったチームビルディング系のアクティビティ。
子どもたち自身で競技とルールを決めて取り組むMOCOPLAオリンピックなど、子どもたち自身が考え、友達と相談し、協力しながら作り上げるような時間にしています。
アクティビティでは、スタッフは決して答えを教えません。子どもたち自身が考え、実行し、うまくいかなかった点をグループで相談し、また実行するといった、社会に出ても役立つ力を磨く時間にしています。
例えば、お仕事の急な都合で、子どものお迎えが遅くなってしまう日があったとします。
本来は、お預りを延長する場合は3営業日前までにMOCOPLAに連絡してもらうのがルールになっています。
しかし、例えば前日に連絡をいただいても、可能な限りスタッフの調整をつけて対応しています。
MOCOPLAは、子どもたちだけではなく、保護者様にとっても居心地のいい場所でありたいと考えています。
そのため、組織が大きいとやりづらいようなイレギュラーな対応にも、なるべく応えるようにしています。
レッスンについて
ご家庭の希望に応じて選択いただくのが基本ですが、スタッフが長い時間子どもと関わるため、子どもの向き不向きも見えてきます。
そういった場合には、保護者様に対して、MOCOPLAから別のレッスンを提案することもあります。
また面白いことに、キッズクラブが不要になった年齢の子どもたちでも、レッスンだけは通いたいという子どもが大半です。
小学校高学年や、中には中学生まで続けられるレッスンもあるので、引き続き通う子どもが非常に多いです。
スタディについて
MOCOPLAには、キッズクラブのスタッフとは別に、塾講師専門のスタッフが複数在籍しています。
中学受験指導歴30年以上のベテラン講師を中心に、塾のプロフェッショナルが指導にあたるため、本格的な受験指導も可能となっています。
あまり人数を多くしてしまうと、生徒1人1人を丁寧に見れらなくなってしまうので、少人数にはこだわっています。
放課後スクールとしての役割
遊ぶ時間は楽しく遊び、レッスンやスタディの時間は集中する。アクティビティはコミュニケーションを取りながら社会性を学ぶ。といったようにそれぞれの時間に意味を持ってプログラムしています。
長く通うと、ついつい子ども達もスタッフに甘えてしまいますが、メリハリをしっかりつけて集中して勉強するときはしっかりと指導し、遊ぶ時間は思い切り遊べるようにスタッフもリードしています。
子どもの可能性を大きく広げられるように、スタッフ一同が真剣に子どもと向き合っています。
保護者へメッセージ
わたしも子育てを経験したのでわかりますが、子育てはうまくいかないことの連続です。
はじめての子育てで悩むことはたくさんあるでしょうが、おひとりで悩むと気を病んでしまうこともあります。
MOCOPLAには、子育ての先輩や仲間がたくさんいますので、悩んだ際には、ぜひお気軽にご相談していただければと思います。
経験豊富なスタッフが、親身になってお悩みを聞かせていただきます。