中学受験

【中学受験】市進学院ってどんな塾?特徴や入会までの流れを徹底解説!

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こんな方におすすめ

  • 市進学院について詳しく知りたい
  • 中学受験を合格するためにどの塾を選べば良いかわからない

中学受験をする方の多くは進学塾に通っているでしょう。

しかし、中にはどの塾に通わせたら良いか悩んでいる家庭もあると思います。

本記事では関東を中心に展開している市進学院について解説します。

市進学院の特徴

塾

まずは、市進学院の基本情報や教育方針などの特徴についてご紹介します。

基本情報

市進学院の運営元は「株式会社市進ホールディングス」という企業であり、小学1年生から高校3年生まで幅広い学習をサポートしています。

関東を中心として「東京」「千葉」「神奈川」「埼玉」「茨城」「長野」「静岡」に教室を構えており、2023年3月現在で教室は計361校あります。

元々は千葉の塾であったこともあり、千葉の学校に強く、千葉御三家の合格実績も多いです。

志望校別の対策講座を実施していたり、オンライン授業を受けることもできるので、自分に合った学習スタイルで受験勉強に臨むことができます。

授業内容と完全リンクした家庭学習用教材は評判が良く、自宅でも公立的に学習できるでしょう。

また、プログラミング講座や速読講座、英語教室などの学習サポート講座が豊富にあるのも市進学院の強みです。

基本カリキュラム

市進学院が掲げているカリキュラムは「らせん型カリキュラム」です。

「授業の質」=「講師の指導力」+「カリキュラム(授業計画)」としており、生徒が学んでから試験の結果に繋がるまでの過程を重要視しています。

らせん階段を登るように何度も復習しながら新しい内容を学ぶことで、知識をより深く定着させていきます

また、学年ごとに明確にカリキュラムを分けており、小学6年生の場合では「自立学習の実践として自ら学習計画を立てる」ことを目的とします。

具体的な例として挙げられるのが、生徒自身で実施記録を記入するケースです。

与えられた課題を自分でペースを考えて記入することで、自分に必要な課題を自ら考えられるようになり、自ら考えて学ぶ力を育てます。

授業の特徴

市進学院の主な授業の特徴は以下の3点です。

  • 徹底した「めんどうみ体制」
  • 入試問題を取り入れた最新のオリジナル教材
  • 一人一人のフォローを徹底した完全担当制

それぞれの特徴について詳しく解説します。

徹底したフォローの「めんどうみ体制」

市進学院では、志望校合格のために一人一人に寄り添った授業を行っており、塾での独自の勉強法をはじめ、家庭学習の管理、課題改善などのフォローを徹底しています。

市進学院が掲げている理念は、学習を通して自ら考え、自ら取り組む姿勢を学び、未来を生き抜く力を付けることです。

そのため、受験の合格をゴールとせず、お子さん自身が進んで学ぶ力を身に付けられるようになるでしょう。

また、授業後に疑問や質問をすぐに解決できるよう、フォロータイムが設けられているのも特徴です。

入試問題を取り入れた最新のオリジナル教材

市進学院では、教材作成専門のスタッフがおり、常に最新の入試問題のトレンドや傾向を分析・研究しています。

現場の指導も考慮した教材となっているため、よりわかりやすく、出題傾向に沿った内容を学べる教材となっているのです。

また、家庭での学習サポートとして、授業内容とリンクした家庭用学習教材も用意しているため、自宅でなんの勉強をすれば良いか迷うことなく学習が可能となっています。

一人一人に向き合った完全担当制

市進学院では、生徒一人一人に担当の講師が付き、的確なアドバイスや受験に関する疑問が解決しやすくなっています。

また、市進学院の講師は充実した研修や授業後のアンケートによって、授業の質の向上に取り組んでいるため、生徒の声も反映されやすいです。

加えて定期的に担当者と親御さんで面談を行っており、学習状況や教育情報について詳しく説明を受けることで、親御さんも学習進度が把握できます。

合格実績

市進学院の2023年度の主な合格実績は以下の通りです。

<国立中学校の合格実績> ※順不同

学校名合格人数
茨城大学附属中学校47名
千葉大学附属中学校59名
筑波大学附属中学校3名
東京学芸大附属竹早中学校3名
お茶の水女子大学附属中学校2名
東京大学附属中学校1名
横浜国立大学教育学部附属横浜中学校1名

 

<首都圏私立の合格実績> ※順不同

学校名合格人数
市川中学校91名
渋谷幕張中学校31名
昭和秀英中学校91名
東邦大東邦中学校115名
法政大学中学校6名
明治学院中学校5名
二松学舎大学附属柏中学校39名
獨協埼玉中学高等学校95名
淑徳中学高等学校5名
開智中学校145名
順天中学校10名

その他の合格実績は市進学院の公式サイトでご確認ください。

(参照:市進学院公式サイト「2023年度市進学院グループ合格実績」

市進学院の料金

市進学院に入塾・通塾する際にかかる費用は、入塾の際に発生する「入会金」、毎月発生する「授業料+指導料」、2月と9月の年に2回発生する「半年分諸経費(教材料+テスト料)」があります。

主な金額は以下の通りです。

項目金額(税別)
入塾料15,000円(全学年共通)
授業料+指導料約20,000円~50,000円
半年分諸経費約60,000円

入会金は再入会の場合と兄弟もしくは姉妹が同時に2人以上入会する場合は免除されます。

2人以上同時の場合は2人目のみ免除となるため、注意しましょう。

入塾までの流れ

個別指導

市進学院へ入塾する際の流れは以下の通りです。

1.クラス分けのための学力診断テスト

入塾後に同じようなレベルの学生と一緒に勉強をするために、入会の前に学力テストを行います。(入会後の学力テストも可)

学力診断テストの申し込みパターンは、「直接塾に訪れて申し込む」「塾に電話で申し込む」「市進学院のホームページから申し込む」の3つの方法です。

申し込みの際は、住所や連絡先、お子さんの学年や通っている学校などの情報を伝え、同時に体験授業や相談も申し込めます。

小学生部門の学力テストは国語と算数がテスト範囲であり、現状の学力を図ることが目的なため、事前の対策は不要でしょう。

2.コースやクラスの案内

学力診断の結果をもとに面談を行い、お子さんに適したコースやクラスを案内します。

中学受験を目指す小学生向けのコースは「中学受験コース」「公立中高一貫校受験コース」「高校受験合格一貫コース」「個別指導コース」「市進オンラインコース」の5つです。

面談の際は、現状や中学受験に関する相談だけでなく、将来の高校受験を見据えた相談も可能なため、気軽に相談してみましょう。

3.入会手続き

面談で案内されたコースやクラスに問題なければ、最後は入会の手続きです。

入会に関する手続きは約10分ほどで終わり、入会後のスケジュールや受講料の詳細、システムの説明などを受けます。

また、入会手続きを完了させるためには印鑑が必要なため、入塾に対して前向きな場合は当日持参しておきましょう。

市進学院がおすすめの家庭

戦術した通り、市進学院は近年合格実績を伸ばしていますが、特に千葉県での実績は他の大手塾を凌ぐ実績をあげています。

ですので、千葉御三家などの千葉県の難関中学を志望する方に強くおすすめです。

ただし、千葉県以外の首都圏にも校舎はあるので、関東の中学校を志望する方にもおすすめできます。

また、市進学院は元々高校受験をメインとしていた塾であることから、部活と勉強の両立がしやすいカリキュラムが組まれています。

そのため中学受験クラスも他の塾に比べて拘束時間が短く、ゆったりとしたスピードで進みます。

その分、家庭学習や他の習い事などに時間を取ることができるので、そうような時間が欲しいという家庭におすすめです。

自ら学ぶ力を育てよう

今回は市進学院の合格実績や基本方針について説明しました。

市進学院の料金は平均的となっているにも関わらず、しっかりとしたサポートやカリキュラムが設定されています。

また、受験の合格だけを目的とせずに、子どもが将来的に自分自身で学び、成長できる能力の指導にも注力しているため、子どもにとって貴重な経験ができるでしょう。

そもそも中学受験は、受験に合格することがゴールではなく、子どもの人生に良い影響を与えるための通過点でしかありません。

子どもの将来まで見据えた指導を行っている市進学院にぜひ通ってみてはいかがでしょうか。

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