中学受験

【まなびWEB合格体験記】慶應大学・専修大学松戸中の合格者小川さんインタビュー

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「成績の推移が知りたい」「習っていた習い事を教えてほしい」「おすすめの勉強法を聞きたい」などの疑問を解消できるような情報を発信していきます。

本記事では、専修大学松戸中学に合格し、その後現役で慶應義塾大学文学部に合格した小川さん(仮名)にインタビューします!

ぜひ最後までお楽しみください。

略歴

慶應義塾大学 学生証

今回インタビューにご協力いただいた小川さんの略歴をご紹介します。

小学校千葉県 市立小学校
中学校専修大学松戸中学校
高校専修大学松戸高等学校
大学慶應義塾大学 文学部

このような経歴をお持ちの小川さんに、小学生時代から現在に至るまでのお話を聞きました!

小学生時代

小学生時代は、千葉県内の市立小学校で6年間を過ごしたという小川さん。

どんな小学生時代を過ごしていたのでしょうか。

習い事について

「子どもに何を習わせたらいいか悩む」という方のために、習っていた習い事を聞いてみました。

習い事はなにをしていましたか? 

一番最初に始めたのは、3歳からの小学4年生まで続けたピアノです。

ほぼ同時期に水泳も始めましたが、小学校低学年までで辞めてしまいました。

勉強面での習い事でいうと、年長~小学4年生までのこどもちゃれんじと小学4年生からの塾です。

こどもちゃれんじを早いうちからやっていたおかげで、勉強をする習慣は自然に身についた感覚があります。

中学受験用の塾はどこに通っていましたか?

市進学院というところに通っていました。

小学5年生になる直前の小学4年生の2月から通い始めました

最初から私立の中学受験の対策のために入塾しました。

周りの子も同じタイミングで入塾する子が多く、比較的すぐに馴染むことができた記憶があります。

志望校について

志望校はどこでしたか?

当初は、東京都にある山脇学園中学校を第一志望校にしていました。

実際に行くことになった専修大学松戸中学校は、当初第二志望の学校でした。

志望校はどのように決めましたか?

安直な理由で少し恥ずかしいですが、「制服が可愛かったから」という理由が一番大きいです。

そもそも父が当初から女子校を薦めていたので、特に考えることなく女子校を第一志望にしていました。

きっと父はおしとやかな雰囲気の女子校に入学させたかったのだと思います。

最終的に専修大学松戸に通うことになった理由はなんですか?

まず、受験の結果としては第一志望校の山脇も、第二志望の専修大学松戸も合格しました。

その上で、なんとなくの直感ではありますが、受験時の会場の雰囲気が専修大学松戸の方が自分に合っている感じがしたのです。

山脇はガツガツ勉強している子ばかりで少し怖かったですが、専修大学松戸は終始和やかな様子で、校舎の雰囲気も良かったです。

それは親も同じ感覚を抱いたようで、話し合った末に専修大学松戸に進学することにしました。

通学も千葉から都内に毎日いかなければいけなかったので、その点も込みで山脇はやめました。

中学受験対策について

見事第一志望にも合格した小川さんですが、いったいどのような勉強をしていたのでしょうか。

中学受験対策の勉強方法はどのようなものでしたか?

まず、大前提として、塾に忠実になって勉強しました

宿題や問題の解き方なども含め、半ば「塾の言う通り」の勉強をしていたことは間違いありません。

自分の学習スタイルが身におらず、受験の情報も知らなかったので、受験のプロの言うことを聞いておけば間違いないと考えていました。

その上で、苦手だった理科はまとめノートを作って暗記したり、内容の理解をするために整理したりしていました。

そして夏休みに苦手な算数と理科を徹底的に勉強して復習しました。

国語は知識が非常に重要なので、漢字や言語知識の問題を毎日コツコツと説き続けていました。

小学生の頃から文系だったんですね。勉強時間はどのくらいでしたか?

小学5年生になってからは、基本的に毎日17時~20時か21時くらいまで勉強していました。

塾の授業が無い日でも塾に行き、自習室で勉強をしていました。

夏期講習などの長期講習の時は、朝から晩まで塾の自習室で勉強していた記憶があります。

すごい勉強量ですね、成績はどのように変わりましたか?

小学4年生で塾に入る際、「入塾テスト」を受けるのですが、そのテストはさんざんたるもので、一番苦手な算数が偏差値38、そのほかの教科もすべて偏差値40台でした。

そこから勉強を頑張って、小学5年生の夏にはすべての教科で偏差値50以上にはなりました。

小学6年生では、苦手な算数・理科でも大体55程度で、最終的に4教科で偏差値60は越えることができました。

遊んだりせずにひたすら勉強していましたか?

いえ、そういうわけでもありません。

家庭の教育方針として、「やるべきことを終わらせたらあとは何をしてもいい」という考えがあったので、塾や学校のやるべきことを終わらせたらゲームをしていました。

他の受験生と比べてもかなりゲームはしていた方だと思います。

中高生時代

専修大学松戸中学校に入学した小川さんの中学校、高校時代の生活について聞いてみました。

中高の部活動は何をしていましたか?

中学では、ソフトテニス部、高校では合気道部に所属していました。

成績について

中高6年間の成績の推移はどのようなものでしたか?

中学は、1学年約120名でしたが、1年生の頃は大体30位で2.3年生では20位前後でした。

高校に入ってからはずっと1位でした。ただ、私立の文系に絞っていたので、文系科目だけで見た場合の順位です。

それはすごいですね、偏差値はどのくらいでしたか?

全国的な模試で大体偏差値60後半から70前半でした。学校での定期テスト同様、私立文系の国語、社会、英語の3教科のみの偏差値です。

中高一貫校について

小川さんが通っていた専修大学松戸は、中学と高校がつながっている中高一貫校なので、中高一貫校についても聞いてみました。

中高一貫校のメリットは何ですか?

最大の魅力は、6年間環境を変えることなく学校生活を送れることだと思います。

信頼できる先生や仲の良い友達含め、同じ環境で過ごせることは、利点ばかりだったと感じています。

特に高校に入ってからは「特進コース」に在籍していましたが、周りの友達は真剣に勉強に取り組む子ばかりだったので、お互い高め合いながら勉強ができたことは非常に良かったです。

また、勉強の先取りをできる点も大学受験をするうえで良かった点です。

専修大学松戸では、特に歴史と数学を先取りしていたので、大学受験直前になって焦ったり詰め込んだりしなくていいようになっていました。

反対に、中高一貫校のデメリットは何ですか?

これと言って大きなデメリットは思いつきません。

強いて挙げるのなら、6年間決まった友達としか会わず、新たな出会いもないので、大学に入ってから「友達の作り方ってどうやるんだっけ?」と悩んだことくらいです。

高校で外部の中学から受験してくる生徒もいますが、中学から専修大学松戸の内部生と外部生は他のクラスで分けられるので、部活動で関わる以外には関わりの場はありませんでした。

どのようなノートを取っていましたか?

実際に使っていたノートが少しあったので、お見せします。

歴史が好きだったので、まとめノートを作っていました。

慶應義塾 ノート 合格者

大学受験について

大学受験の勉強はどのくらいしていましたか?

平日に3~4時間、休日に8時間ほどしていました。

今考えると中学受験の時の方が勉強時間は長かったかもしれません。

志望校はどのように決めましたか?

高校3年生の5月までは上智大学を第一志望にしていました。

ただ、先生方から慶應を薦められたり、面接が無かったりしたので、慶應義塾大学を自己推薦で受験しようと考えました。

受験生に向けてメッセージ

最後に、小川さんから中学受験をする小学生やその保護者に向けてメッセージをいただきました。

私立中学校は良い環境

公立中学校と比べて、私立の方が潤沢な資金があるので、勉強をする設備の面でとても良い環境だと思います。

また、制服が可愛いところも多いので、特に女の子にとって私立中学を受験することはとてもおすすめです。

もちろん公立中学校でも設備が整っているところや制服が可愛いところもありますが、私立中学校と比べると割合は少ないと思うので、良い環境で学校生活をおくりたいな

中学受験してとても良かった

私は中学受験をして良かったと、当時からずっと感じています。

それは、公立の中学校に進学した小学校の友人や地元の友達から聞く話があまり好ましくないものばかりだからです。

中学受験をした高い志を持つ仲間と中学校、高校生活を過ごせるのは非常に貴重な経験だと考えています。

中学受験の対策は時に辛く、辞めてしまいたいと思うこともあるかもしれませんが、合格して見える景色はきっといいものです。

諦めずに頑張ってください。

まとめ

本記事では、専修大学松戸中学校に合格し、その後現役で慶応義塾大学文学部に合格現した、慶應生の小川さんにインタビューしました。

今後も定期的に様々な学校や大学の合格者にインタビューしていくのでお楽しみに!

インタビューに答えていただける方も募集していますので、ぜひご応募ください!

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