中学受験

中学受験における最適なママ友との付き合い方とは?トラブル例や対処法も紹介!|まなびWEB

こんな方におすすめ

  • 中学受験を決めたけど、ママ友とどのように付き合えばいいかわからない
  • ママ友と良好な関係を築きながら中学受験を乗り越えたい

保護者にとって中学受験は不安との戦いです。

「誰かに相談したい」「中学受験に関する情報が欲しい」「悩みを分かち合いたい」そんな気持ちでママ友を作る人は多いですが、その関係によってかえって悩みが増えたり嫌な思いをしてしまったりするケースもあります。

そこで今回は、中学受験における「ママ友」との上手な付き合い方について解説します。

ママ自身が自立して、振り回されすぎずに中学受験を成功させましょう。

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ママ友と付き合う時のコツ

前提として、中学受験において「ママ友」は必要な存在ではありません

なぜなら、必要な情報は学習塾や受験校が提供してくれます。

通っている小学校によっては担任の先生が協力してくれる場合もあります。

 

「うちはうち、よそはよそ」と割り切れ、お互いの価値観や選択を尊重できるママ友ならばお互いに良い関係を築くことができるでしょう。

塾や受験に関する情報や知識を共有できたり、悩みを相談できる関係ならばママ友はいるに越したことはありません。

しかし、他人のことが気になってしょうがなかったり嫉妬や焦りを外部で発散したりするママ友は、マイナスの存在でしかありません。

ママ友との付き合い方が重荷になっているのならば、距離をとりましょう

 

中学受験はとても大変なので、ママ友との付き合いにエネルギーを割いている場合ではありません。

「子どものために」と無理をして付き合う必要もありません。

子どもは子ども同士で関係を築けるので、ママ友に振り回されるのはやめましょう。

中学受験でありがちなママ友とのトラブルとその対処法

中学受験をするかどうかは、家庭ごとの考え方や事情で決めるべきものです。

しかし、受験するしないでママ友との付き合いが微妙になってしまうケースは多くあります。

「中学受験するなんて余裕があっていいわね」と言ってくるママ友

「中学受験って結構お金かかるんでしょ?うちなんて公立が精いっぱい。」

「受験できるほど○○君って頭が良いのね。」

受験しないママ友の中には「中学受験=お金持ち」「中学受験=頭が良い」と考えていて、このように言ってくるママもいます。

返しに困ってしまうセリフですが、言っている本人は特段何にも考えていません。

中には単純に余裕がありそうなあなたの家庭を羨ましがっている人もいます。

 

「そうね、余裕があるわね」なんてことは言う必要はないので、「ギリギリだけどなんとかやっているわ」と適当に返しておきましょう。

「中学受験なんてかわいそう」と言ってくるママ友

「こんな小さいうちから勉強漬けなんてかわいそう」「地元の友達と離れて遠い中学に行くなんてかわいそう」

このようなことを言ってくるママ友は中学受験を詳しく知りません。

なんとなくイメージで言っているだけです。

そのような方に中学受験の良さを力説しても意味がありません。

「うちはマイペースに楽しみながらやってるよ」と軽く流しましょう。

公立中学の悪口は絶対に言わない!

「どうして中学受験をすることを決めたの?」と詳細に聞かれたり中学受験に否定的なことを言われたりしたとしても公立中学を否定するような内容だけは絶対に言ってはいけません。

公立中学そのものを否定したのではなく「うちの子はちょっと公立中学の校風に合わないかなと思って」と言っただけでも尾ひれがついて「あのママは公立中学の校風が最悪だって言っていた」となってしまいかねません。

子どもに発破をかけるつもりで「ちゃんと勉強しないと公立中学に行くことになるよ!」というのもやめましょう

子どもが学校で公立中学を悪く言って、孤立してしまうこともあります。

中学校に対する価値観を押し付け合うのではなく、尊重し合いましょう。

「私は我が家の目標に向かって頑張る、あなたはあなたの選択したことに自信を持って!」というスタンスを貫きましょう。

中学受験グループ内でのママ友との付き合い方のコツ

中学受験をするグループのママ友とは悩みや情報を分かち合う戦友のような絆を期待してしまいがちですが、一歩間違えると不安や優越感に振り回されてしまいやすいです。

塾のお迎えなどで顔見知りになり、仲良くなるケースが多いですが、付き合いたくない人とは距離を取りましょう。

噂話に振り回されない

「〇〇塾は下位クラスの面倒を全く見ない」「〇〇中学は運動部に入っていないといじめられる」「〇〇先生はえこひいきをする」「〇〇を食べると頭が悪くなる」

ママ友の間では微妙に信憑性のあるものから都市伝説レベルのものまで様々な噂話が飛び交います。

雑談として楽しんでください。

真に受けたら損です。

ママ友同士の交流に信憑性のある情報を求める方が間違いだと割り切りましょう。

噂話に振りまわされてママが不安になれば子どもも勉強に集中できません。

気になる噂を耳にした場合は鵜呑みにするのではなく、自分で確認をしてください。

特に塾や先生、中学の評価は話している人の主観体験です。

現状、自分や子どもが困っていないのならば「そう感じる人もいるのね」と流しましょう。

情報は塾や受験校から得る

中学受験に必要な情報は受験校から得ましょう。

気になることや迷っていることがあるのならばママ友ではなく塾に相談してください

信頼できる情報がすぐに得られます。

ママ友から情報を得ようとするとママ友の主観が入った情報しか入ってきません。

個人情報を気軽に教えない・聞かない

成績や志望校など根掘り葉掘り聞いてくるママ友もいますが、教える必要はありません。

「子どもは私が他所で言うのを嫌がるから」とでも言っておきましょう。

また、他所の子の成績や志望校が気になるかもしれませんが、いくら親しいママ友でも不躾な質問です。

よその子の受験事情を知ったところで自分の子の合格率が上がるわけではありません。

ママ友の子の本命校を知ってしまったばかりに、合格発表後に気まずい思いをしてしまうこともあります。

成績や受験校を聞くことは、勤め先や年収を聞くくらい無遠慮なことだと心得てください。

受験終了後に進学先が分かったら「合格おめでとう」と言い合えばいいだけです。

マウンティング争いには参加しない

優越感を得たかったり不安を解消したかったりする心理がママ友同士のマウンティング争いに発展してしまうこともあります。

成績、勉強時間、子どものモチベーション、親の献身さまざまなものがマウンティングの対象です。

「母親ならばこれくらいしないとダメ?」「あの子はこんなに頑張っているのにうちの子ときたら」などといちいち振り回されてはいけません。

「またやってる」と思えるような客観性を持ちましょう。

まとめ|ママ友との付き合い方に悩み過ぎないで!

身もふたもない言い方になりますが、ママ友との付き合い方に悩むくらいならばそのエネルギーは自分や子どものために使うべきです。

ママ友がいなくても中学受験に支障はありません

むしろママ友に振りまわされてしまうのならばマイナスです。

お互いの価値観を尊重し合え、一緒にいて心強いと感じるのならば仲良くすればいいですが、モヤモヤが積もるだけならば距離を置きましょう。

他所の家庭と比べても意味がありません。適当な噂や主観は聞き流してください。

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