こんな方におすすめ
- 中学受験に役立つおすすめの学習アプリを知りたい
- 学習アプリで勉強する際の注意点を知りたい
中学受験をする方は塾に通っていたり、過去問を解いて勉強している方が多いでしょう。
しかし、昨今ではスマホやタブレットの学習アプリを活用して勉強でき、各教科ごとに特化した学習アプリも出てきています。
移動時間などの隙間時間に学習アプリを利用するのも良いでしょう。
そこで、本記事では中学受験に役立つおすすめの学習アプリを各教科ごとに紹介いたします。
特に普段の勉強に飽きを感じてしまっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめの国語学習アプリ
まずは国語の学習ができるアプリを紹介します。
中学生レベルの漢字テスト – 手書き漢字勉強アプリ
1つ目は「中学生レベルの漢字テスト – 手書き漢字勉強アプリ」です。
中学生が覚えておきたい漢字1311字・2925問を学べるアプリであり、常用漢字の読み書きに加え、竹刀や五月雨などの特別な読み方も学べます。
全ての機能が無料で使えるポイントは魅力的ですが、たまに手書きした文字の認識ミスや読み方が間違っていることもあるので、怪しいと感じた時は辞書で調べましょう。
小学生手書き漢字ドリル1026
2つ目は「小学生手書き漢字ドリル1026」です。
アプリ内の課金がありますが、基本的な機能であれば無料で利用できます。
このアプリ一つで読み方、書き取り、四字熟語、対義語、同義語など小学生6年間で習う全ての漢字を学べる点は魅力的です。
また、漢字の書き順も表示されているので、知らない漢字を1から学びなおす際にも適しています。
しかし、こちらもたまに認識ミスがあり「太」という問題で「犬」と書いてしまった際にも正解に認識されてしまったという声もあるようです。
中学入試対策問題集〜国語〜
3つ目は「中学入試対策問題集〜国語〜」です。
中学受験に向けた基礎的な問題が揃っており、漢字の読みから画数、部首、慣用句など幅広く詳細に学ぶことができます。
また、分野ごとに出題が可能となっているため、自身の苦手な分野を集中的に学べたり、履歴機能を利用して間違えた問題を学び直せるので、個人の学力に合わせた学習ができるようになっているのです。
おすすめの算数学習アプリ
続いては算数の学習アプリについて紹介します。
Photomath
1つ目は「Photomath」です。
こちらは画期的な学習アプリであり、数字の問題を写真に撮ることで計算結果を表示してくれます。
参考書や例題のように答えが記されている問題ではなく、今まさに目の前で解いている問題の答えを知りたいという時に役立つアプリです。
また、写真が撮りにくかったりぼやけてしまう際は手入力をすれば問題ありません。
1億回以上ダウンロードされており、多くのユーザーに利用されている学習アプリです。
親子で楽しめる頭の体操「数学クイズ なん度?」
2つ目は「親子で楽しめる頭の体操「数学クイズ なん度?」です。
角度や面接の問題に特化しており、クイズ形式で楽しめるアプリとなっています。
基本問題のステージと難問のファイナルステージに分かれており、ヒントやメモ機能も付いていますが、「解答集」は別途で有料となりますので、注意しましょう。
RISU
3つ目は算数に特化したタブレットの学習アプリである「RISU」です。
AIによる学習管理や収集したデータを元に東大生がアドバイスや指導動画を送ってくれるなどサービスが充実しています。
そのため、得意な分野の学習は先取りして学べたり、苦手な分野は前の学年に戻って復習ができるので、個別の学力に応じた学習が可能となっています。
月額の基本料は2,500円なので、塾に通うよりはお手軽に算数の勉強ができます。
おすすめの社会学習アプリ
続いては社会の学習アプリを紹介します。
中学社会 地理・歴史・公民
1つ目は「中学社会 地理・歴史・公民」です。
地理、歴史、公民の3分野を網羅しており、重要事項が1545問収録されています。
重要な用語の問題後には正解だけでなく関連知識や考え方なども表示されるため、ただ単に答えを暗記するだけでなく関連知識も一緒に増やせる仕様になっているのが特徴です。
中学入試対策問題集〜社会〜
2つ目は「中学入試対策問題集〜社会〜」です。
先ほどご紹介した「中学入試対策問題集〜国語〜」の社会バージョンであり、地理や歴史、公民などの知識を選択問題形式で学ぶことができます。
分野ごとに得意・不得意が起こりやすい社会では、自身の苦手分野の反復学習が必要となります。
苦手分野やよく間違える問題を重点的に復習することで、自身の苦手意識を解消できるでしょう。
おすすめの理科学習アプリ
最後に理科の学習アプリを紹介します。
中学理科用語辞典
1つ目は「中学理科用語辞典」です。
中学3年分の約800項目もの用語が収録されており、1分野・2分野に分かれています。
用語の解説と、覚えているかをチェックができる確認テストの2部構成となっており、用語は分野別や50音順になっているため探している用語を見つけやすくなっているのが特徴です。
シンプルな画面となっているため使いやすく、学習に集中しやすい仕様になっています。
中学入試対策問題集〜理科〜
2つ目は「中学入試対策問題集〜理科〜」です。
ここまでに国語と社会でご紹介した「中学入試対策問題集〜国語〜」の理科バージョンです。
分野ごとの学習や、過去に間違えた問題の復習が可能なため、苦手分野を集中的に学習することが可能となっています。
アプリで勉強する際の注意点
各教科ごとに勉強に活かせる学習アプリは多くありますが、アプリで勉強する際にはいくつかの注意点があります。
代表的な注意点は以下の通りです。
目的を明確にする
学習アプリにはそれぞれの強みや特徴があり、特定の分野に特化したアプリもあります。
そのため、苦手分野の克服に利用するのか、空いた時間に利用するのか、目的を明確にしておかなければ希望に適したアプリが選べなくなってしまいます。
無駄な勉強時間を取らないように、アプリを利用する目的は明確にしましょう。
親子でルールを決めておく
アプリを活用して学習する際はスマホやタブレット、パソコンなどの端末を利用するため目や首、肩などに負担がかかってしまいます。
また、スマホにはゲームアプリなどの誘惑も多いです。
そのため、事前に親子で使用する時間の長さや時間帯などのルールを決めておき、集中力が続く範囲で活用するといいでしょう。
アプリに頼りすぎない
中学の授業は基本的に教科書を使用するため、アプリでの学習に慣れてしまうと教科書での学習が上手くできなくなってしまう可能性もあります。
あくまで学習アプリの目的は、学習の効率を上げるための補助の役割であり、アプリメインの学習は中学受験に適していません。
教科書や参考書で勉強している中で、わからないことや覚えきれない部分を学習アプリで補うといいでしょう。
学習アプリは目的を明確にして適切に使いましょう
今回は中学受験に活用できる教科ごとのおすすめ学習アプリを紹介しました。
個人の学力や学びたい内容によって適切なアプリを選択しましょう。
また、学習アプリを使用する際の注意点は以下の通りです。
- 目的を明確にする
- 親子でルールを決めておく
- アプリに頼り過ぎない
教科書や参考書と学習アプリを上手く組み合わせる方法を親子で見つけ出してみるといいでしょう。
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