中学受験

中学受験本番の前日はどう過ごす?おすすめの過ごし方や勉強方法を詳しく紹介

前日 過ごし方

こんな方におすすめ

  • 中学受験本番の前日はどう過ごせば良いの?
  • 受験前日の勉強法を知りたい

中学受験は多くの子どもにとって初めての受験であり、本番が近づくにつれて不安や緊張でいっぱいになるでしょう。

特に前日ともなればプレッシャーは計り知れません。

本番で普段通りの実力を出すためには、前日の過ごし方や勉強の仕方が非常に重要になってきます。

本記事では、中学受験の前日はどのように過ごすべきなのか、前日にどのような勉強をするべきなのかについて紹介します。

受験本番を間近にして不安を抱えているご家庭は、ぜひ参考にしてみてください。

中学受験前日の過ごし方

カレンダー

中学受験前日の過ごし方は当日に大きく影響が出るため、非常に重要です。

まずは、前日にどのような過ごし方をするべきなのかについて紹介します。

いつも通り過ごす

中学受験前日の過ごし方で最も意識すべきは「いつも通り過ごす」ことです。

前日だからといって変に意識し過ぎていつもとは違った過ごし方をしてしまうと、かえってペースが乱れてしまい、受験当日に本来のパフォーマンスが発揮できません。

しかし、中学受験をする小学6年生の時期は精神状態が不安定になりやすく、子ども一人で精神状態を保とうとしても困難でしょう。

そのため、子どもが受験当日にベストパフォーマンスを発揮できるように、前日の過ごし方は親が関与してあげることをおすすめします。

親はできるだけ休みを取る

子どもは受験の前日になると計り知れないほどの不安や緊張に襲われるため、一人でいる時間が長ければ長いほどストレスを抱え込んでしまいます。

前日は子どもを一人にせず、親子で過ごせるようにできるだけ休みを取ってあげると良いでしょう。

子どもからすれば、不安な時に親がいてくれるだけで精神的に安定しやすく、受験当日に向けてどのように過ごすべきなのかの判断がしやすくなります。

もし両親とも休むのが難しい場合は、父親か母親のどちらかだけでも休みを取るようにしましょう。

早めに寝る

受験前日には少しでも合格できる確率を上げるために勉強をしたいところですが、勉強よりも優先すべきは受験当日にベストコンディションで臨める状態にすることです。

試験当日までどれだけ受験勉強をしていたとしても、前日に無理をして体調を崩してしまっては意味がありません。

当日に心身ともにベストコンディションで迎えるためには、適度な睡眠が必要です。

そのため、前日には睡眠時間を確保するため、子どもが早く寝るように管理しましょう。

中学受験前日にやるべきこと

中学受験の前日は、当日のためにいくつかやるべきことがあります。

前日にやるべきことが分からない方は、以下のようなことを押さえておきましょう。

当日のアクセスを確認する

まずやるべきは、受験する学校への交通アクセスを確認することです。

せっかく受験対策をこなして万全の状態で当日を迎えたとしても、試験に遅刻してしまっては元も子もありません。

特に注意すべきなのは、平日と土日で公共交通機関の時間が異なる点であり、事前にアクセスを調べたとしても、平日の時間と土日の時間を勘違いしてしまうケースは多いです。

そのため、インターネットなどで事前に時刻表を調べる際は、必ず試験日当日の日付で調べるようにしておきましょう。

当日の天気予報を確認する

当日のアクセスを調べる時は、一緒に天気予報も確認しておきましょう。

天気が崩れた場合、当日のアクセスに支障が出てしまう恐れがあります。

車で移動する場合は渋滞に巻き込まれやすく、公共交通機関で移動する場合は遅延に巻き込まれやすいです。

もし当日の天気が悪く、移動にいつも以上に時間がかかる恐れがある場合は、普段よりも少し早めに現地へ向かうようにしましょう。

持ち物を確認する

試験当日に忘れ物をしてしまった場合、直前にあたふたしてしまい、集中力が乱れたまま試験が開始されかねません。

当日に慌てて持ち物チェックをせずに、前日に確認しておきましょう。

受験当日の持ち物は主に以下の通りです。

  • 受験票
  • 筆記用具
  • 腕時計
  • お金
  • 携帯電話
  • 上着
  • 飲み物
  • カイロ
  • ハンカチ

上記以外にも、空いている時間に糖分を取るためにチョコレートやキャンディなどのお菓子の持参もおすすめです。

トラブルが起きた時の対処法を考える

受験当日は公共交通機関の遅れや忘れ物、体調不良など様々なトラブルが想定されます。

事前に想定をせず、当日に急なトラブルに遭遇してしまったら対処に時間がかかってしまいます。

そのため、事前にあらゆるトラブルを想定し、もしもの時にも迅速に対応できるように対策を練っておくことをおすすめします。

子どもがネガティブ思考にならないようにする

受験の前日は子どもがかなり不安や緊張を抱えており、精神的に不安定になり、いつもよりネガティブ思考になりやすいです。

前日でいかに精神状態を安定させ、当日に心身ともに万全の状態で挑めるかが重要なため、親御さんは特に受験前日のお子さんの精神状態の管理に気を使いましょう。

もし不安な様子を見せていたら、常に励ましの言葉をかけてあげることをおすすめします。

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中学受験前日の勉強

勉強

受験前日にどのような勉強をすれば良いかわからないという方もいるでしょう。

以下のような勉強方法を参考にしてみてください。

新しい知識を詰め込まない

受験前日には新しい知識を詰め込まないことをおすすめします。

もし受験の前日に新しい知識を詰め込んでしまうと、今まで覚えていた内容が薄れてしまい、受験当日に思い出しにくくなってしまうでしょう。

そのため、受験前日はニュースや読書など新しい情報のインプットは避けるべきです。

慣れないテキストは使わない

慣れないテキストを使ってしまうと、今まで覚えていたやり方と違った考え方が混じってしまうため、頭の中が混乱してしまうかもしれません。

受験当日はいかに自信を持った状態で臨めるかによって、発揮できるパフォーマンスに大きな影響を与えます。

そのため、前日の勉強では使い慣れた過去問集や参考書を使い、今まで解けていた問題を活用して最終確認をすると良いでしょう。

いつもと同じくらいの勉強時間を確保する

前日だからといって全く勉強をしなかったり、極端に勉強の時間を減らしてしまうとペースが乱れてしまいます。

また、前日に勉強したことは試験中に頭に浮かびやすいため、特に重要そうな分野や問題を復習するようにしましょう。

いつも通りのペースで過ごすためにも、受験前日はいつもと同じくらいの勉強時間を確保することをおすすめします。

範囲を絞って復習する

前日の対策は最終確認の意味も含めて幅広く見直すケースも少なくないですが、広く浅い知識は試験本番ではそこまで意味を成しません。

むしろ広く浅い復習は中途半端に覚えてしまいかねないため、避けた方が良いでしょう。

中学受験の前日では、過去問や参考書を活用してよく出題される範囲などに絞っての復習がおすすめです。

受験前日の過ごし方を工夫して合格率を上げよう

今回は、中学受験の前日にどのような過ごし方をするべきなのか、どのような勉強方法がおすすめなのかについて紹介しました。

受験前日の過ごし方によって、当日に発揮できるパフォーマンスに大きな影響を与えるため、合格するためにも前日の過ごし方には細心の注意を払いましょう。

もしお子さんが前日に不安な顔色を見せていたら、親御さんから励ましの声をかけ、親子で当日にベストなコンディションで臨めるように協力することをおすすめします。

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